沼津港は「へそ」兼「胃袋」なんです。
ぬまづみなと商店街協同組合さんが先月発行した「富士・箱根・伊豆のへそ 沼津港MAP」
先日、沼津経済新聞として取材させていただきまして、組合の副理事長でありこの冊子の編集長である原田武虎さんにお忙しい中お時間を作っていただき沼津港で写真撮影。
この日、残念ながら富士山は雲に隠れてしまっていたのだけれど、海と船と大型展望水門びゅうおと原田さん、素敵な写真になって(あ〜、やっぱり沼津って素敵だなあ)と再認識。
今日は私が毎週木曜日のお昼に担当しているエフエムぬまづ(コーストFM)の生放送にもお電話にてご出演いただきました。
商店街の店主さんや店長さんが自ら取材をして写真を撮ったり、文章を書いたりして作り上げたこの冊子。
今回、アメックスの補助金を活用して制作したのですが、100日間で作り上げなくてはいけない、というのがとっても大変だったそうで。
どうして商店街の方たちでこの冊子を作ることになったのか?それは
・行政が作るガイドマップだと市や町のくくりになる
・商工会議所や観光協会などが作るガイドマップだと会員さんじゃないところのことを書きづらい
・一般のガイドブックだと
「富士山版」→沼津載らない
「箱根版」→沼津載らない
「伊豆版」→沼津ちょっとだけ載る
という現状。
そういう枠から飛び出して、ワクワクできる枠越えのガイドブックを作ろう!ってのが理由。
今まで「伊豆版」にしか載ることのなかった沼津は「伊豆の玄関口」という表現をされることが多かったけれど、
あるお客さんの「沼津港って箱根の出口?」という声から
そうか!伊豆の玄関でもあるけれど、箱根の出口でもあるんだね、沼津!とお客さんとのギャップに気づいたそう。
確かに、いろんな道路が整備されて沼津へのアクセスはこれまで以上に楽になっている。
国一の整備、新東名と東駿河環状線の認知度アップ・・
とっても気軽に沼津に行くことができるようになったのだと思う。
沼津港は富士山と箱根と伊豆のど真ん中、『へそ』なんだ。
そして、富士山と箱根と伊豆の『胃袋』にもなり得る沼津港。
普通、飲食店が発行する印刷物は、四角いコマがあっておすすめのお料理の写真と説明が書かれているものが多い
でもこの冊子は、自店の宣伝をするのではなく、沼津港を絡めた旅の魅力を発信するものにしよう、と決めたそう。
商店街の店主自ら足を運んでおすすめの旅を紹介
王道3大ウォーキング
日本一美しい海浜と日帰り温泉
朝も夜も楽しむ夜討ち朝駆け沼津港
絶景満喫富士山ドライブ
美味しいもの図鑑これ食べたいネ!沼津港
乙女のプチぬまづ旅 素敵カフェと雑貨店めぐり・・・
制作に携わった商店街メンバー自身、地元を再発見できた、とお聞きしました。
富士山エリアを観光する前と後に沼津港に寄ってもらいたいし
箱根から足を伸ばして沼津港に来てほしいし
伊豆に行く前と後にも沼津港に来てほしい。
今はコロナでなかなかお出かけできないですが、コロナが落ち着いたら是非このMAPと共に「へそ」&「胃袋」である沼津港を楽しんでほしいなと思っています。
ラジオにご出演いただいた原田さんの「ニューノーマル、新しい日常、ということが言われているけれど、今は非常時で元に戻す必要がある」というお言葉も印象的でした。
コロナだからこそ進んだオンライン関連のこと、それももちろん素晴らしいしこれからも上手に活用していきたいと思いますが、コロナだからこそ浮かび上がった当たり前の日常の中での大切だったこと、
人と会ってコミュニケーションしたり、対面だからこそできること・・
それらも、コロナが落ち着いたら今まで以上に大切にしていけたらなと思う。
「富士・箱根・伊豆のへそ 沼津港MAP」通称:沼津へそマップ
↑ぬまづみなと商店街さんのHPからDLできます。
編集長の原田さん、実は厳冬海中みそぎ祭りにも関わられていて・・
沼津を全力で盛り上げてくださっていて、本当にありがたいです。