2021年の初日の出を徳倉山で拝む
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします!!
2021年のオープニングは徳倉山から。
これまで私は毎週月曜から金曜まで、朝のラジオの生放送を担当していたので、限りなく100%に近い確率で1月1日は仕事だった。(嘘じゃん ほんとは70%)
毎朝5:20頃に家を出る生活を送っていましたが、1/1だけはその時間にたくさんの登山者とすれ違いました。
みんな、偉いな。
山の上はどんな感じなんだろう。
いつか1/1が仕事に当たらなかったら見に行ってみたいな。
そう思っていた。
そしてそのチャンスが2021年にやってきた。
朝の生放送のお仕事が去年の3月で終わったため、行けるようになったのです。
ちょうど家に泊まりに来ていた中1の姪っ子と共にご来光を拝むことに。
前の日は紅白をじっくり見て12時頃寝たので、起きれるだろうか、自分。(紅白、ウッチャンが踊らなかったのは残念だったけれどとても感動した。GReeeeNもMISIAも。音楽って素晴らしい!がまたアップデートされた瞬間だった)
もし姪っ子が起きて来なかったら果たして一人で行けるだろうか? そんな心配を抱えながら眠りについたが、当日姪は私より早く起きてきた。
流石だ。
姪のメイク待ち。
私より上手い。
山登りだからメイクしなくてもいいのに、とは言えず待つこと20分。
タイムリミットが迫る中、急ぎ目に出発。
コロナ禍の元旦で、登山する人が果たしているのだろうか、もしかして自分たちだけなのではないだろうか?
そう思って出発すると、すぐに何組かの登山者に出会う。
軽装な人ほど登り慣れていて、ペースが早い。
1月1日の6:20はまだ真っ暗闇。
懐中電灯片手に進む。
徳倉山は標高256m
多分25分位で登山口から山頂まで行けたように思うが、時間でいえば大したことないけれど、ひたすら続く急坂がきつい〜
ゼーゼーヒューヒュー言いながら進む。
沼津アルプス縦走の人のための看板まで到着。
あともう一息。
だんだん周りが明るくなってくる。
日の出は何としても山頂で迎えたい。
急げ、わたし、そして姪っ子。
徳倉山はラストスパートがきつい。
ロッククライミングとまでは行かないが、それに近いものがある。
右側にある鎖を掴みながら、一歩ずつ険しい山道を登っていく。
苦しい、
休みたい、
しかし日は登ってくる
最後の力を振り絞る
鎖ゾーンが終わりを告げる
あともう少し。
めげるな、わたしたち。
山頂到着。
まだ日は登っていない。
間に合ったようだと、ほっとする。
富士山を撮る余裕も生まれる。
だんだん富士山も紅く染まってきた。
そして6:58
日が登ってきた。
みんなが一斉にカメラを構える。
山頂には約70人の小学校低学年からご高齢のかたまで。
1番ご高齢だった方は今年90歳になるという、老人会の会長さん。
数えてはいないけれど、もう40回位登っているのだそう。
「いつもは来客があるから来れないんだけど、今年はコロナで集まらないから、会長さんに連れてきてもらったのよ」と80代のご婦人もお二人。
「何を願いましたか?」とお聞きするも「ここに来れたことでもう願いは叶ったみたいなもの」と言う。
なんと謙虚な。
健康の秘訣は「よく遊ぶこと」だそう。
お聞きできて良かった。
山道、きつい〜 なんて言っている私は甘っちょろいと痛感した。
なにはともあれ、無事に山頂までたどり着けて、いい元旦を迎えられて、なんだかちょっと満足。
でもだ。
でもだよ、
ここで満足しきらずに、
運動コツコツ
もっと体力つけていきたい。
来年も、登れるの、か!?私よ。
登ろう。
きっと。
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