【740/1096】行間をわかろうとする
折り紙の折り方が書いてある本を見て、一発で折れる人もいるだろうけど、自分はけっこう何度もやり直さないとできないタイプだった。
すごく簡単なものなら間違えずに折りきれるけど、ちょっと複雑になると、書いてある通りに折っているのに、結果がそのとおりにならないというのはよくある。
わからないので人に聞くと、聞いた人もわからなかったりして、安心し、「書き方がわるい!」と言うことにしたりしてしまうこともあった。
何人かでチャレンジして紙も何枚もボロボロにして、ようやく完成したり、自分は途中で放り出してしまったものを、誰か別の人が作ってくれたりと結果はいろいろだった。
料理でもレシピ通りにつくる、というのをきっちり計量して作ることもあるけど、きっちり計量したものと、自分が目分量で作ったものと、どちらもおいしかったりしたらもう測って作るのはしない。
砂糖を減らしてお菓子を作っても、おいしかったらいいではないかと思ってしまうのである。
テキトーなのだ。
なので、そのとおりやるというのはなかなかに大変だ。
ほとんど、自分の思い込みとの戦いである。
でも、思い込みを外すにはそれをやってみるしかないのだなと思う。
そして、「そのとおり」というとき、行間をわかろうとすることが大事なんだなあとつくづく思った。
行間を読むというけれど、一度読んだ行間は自分の思い込みとなり得る。
そうではなくて、わかり続けようとすることが大事なのだな。
では、また。
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