【323/1096】学校ムリでもここあるよ
323日目。雨が降るとは露とも知らず、自転車で出かけた。突然ザーザー降り出したので、「じ、自転車がー」と思ったが帰るころにはやんでいた。ラッキー◎
先日、こちらのイベントに参加しました。
アーカイブ動画が配信されてます。
松本先生のお話を聞きたくて参加したのだけど、高橋先生の話もよかった。
子どもの自殺が増加の一途をたどっている。
コロナ対策で一番損害を被っているのは、子どもたちである。
「SOSを出せるように」という文科省の方針があるが、真に困っている子どもはSOSを出せない。周りの大人が、はっきりとSOSを出せない子どものサインにどう気づくか?ということを話してくれていた。
松本先生の若者の市販薬物の依存が高まっている話に、
「買えないように制限をかければいいのでは?」と質問した人がいて、「そういう風に考えてしまうこと自体がその子たちを追い込む」という回答があったのもよかったなーと思った。
子どもたちは、つらくてイヤな気持ちをどうにもできなくて、自傷したり薬物を飲んだりして解消している。
そうすることで、ほんのちょっと生き延びられるから。
それをただ制限して奪うと言うことは、生き延びるすべを奪うのと同じだと。
本当にそのとおりだ。
そして、松本先生からの「大人たちへ」というメッセージがとてもよかったので引用。
森田ゆり先生が言う、「リスクアセスメントだけではなく、口に出せないニーズをアセスメントする」ということにもつながる。
自分が体験していないことを想像して、自分の当たり前ではないことを理解するには、自分のスペースを十分あけておく必要があるなあと感じている。
子どもたちにいろいろな居場所があることは、大人にとっても安心なことなんじゃないかな。
学校ムリでもここあるよのサイト↓
◆松本先生の著書
◆高橋先生の著書
そろそろ夏休みが終わる。
9月1日だけ乗り切れば良いと言う話ではない。
では、またね。