【1050/1096】変わりたいなら、「でも」と「だって」をやめる
変わりたいけど、変わりたくない。
変わるのは、勇気がいる。
今までと違うことをするわけだから。
たとえ、今の状態が最高ではないとわかっていて、もっとよくできる可能性があるかもしれないと気づいていても、今まで続けてきた習慣を変えるのは、勇気がいる。
自分で決めて実行しなければならないから。
そして、習慣は考えなくてもできるようになっているので、より強く決めていないとすぐに元に戻ってしまったりする。
都合よくここだけ変わってくれたらいいのに、と思ったり、魔法のように解決する方法があるんじゃないかと思ったり。
忙しくてとても無理・・・と思ったり。
でも、だって、と、言い訳はいくらでも湧いてくる。
雨後のタケノコのように。
そして、でも、だって、を繰り返していると、「別にこのままでもいいんじゃないか」「そんなに困ってないんじゃないか」「自分より大変な人もたくさんいるし」と、もっとたくさんの言い訳が出てくる。
やらない言い訳はいくらでも出てくるし、できなかった言い訳もそれこそああ言えばこう言う状態で出てくる。
言い訳して終わる。
このままではイヤだ、自分の人生を変えたい。
自分もずっとそう思っていたけど、ずっと言い訳していた。
あっちこっちいろんなことに手をつけては、結局あまり変わらず、「あれは自分にあってなかった」「〇〇のせいで」とそのいろんな手法や、人のせいにしていた。
そして、何か自分を変えてくれるものがあるはず、とジプシーしていたのであった。
しかし、変わりたいなら、変わりたくないというほうではなく、「変わりたい想い」や、その理由、変わったらどうしたいか?などを考えて、そうなった自分をイメージするのが大事なのだ。
何かやったら変わるのではなく、変わると決めるから変わるのである。
そして、私は自分の口癖だった「でも」と「だって」を封印すると決めた。
決めたからといってすぐ出来るようにならないのが私で、ついうっかり口に出して、「やべ」ってなったりしたことは数知れず。
けれど、口にしないと決めて、意識しなければ、今までの癖で出てきてしまうので、何度も何度も「でも」「だって」封印!と自分に言い聞かせた。
でも、だって、が浮かばなくなるまではしばらく時間がかかったが、今は、いの一番に「でも」「だって」が浮かぶことはなくなった。
でも、だって、と言い訳するよりも、良くなる方、変わる方に意識を向ける。
そして、最初の一歩を踏み出す。
一歩一歩踏み出し続けることでしか進めないし、たとえその一歩が間違っていたとしても、そこにとどまり続けるよりは変化している。
その積み重ねが、人生を変える。
では、また。