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【11/1096】想いはコピーされない

11日目。ぞろめです。縁起が良いような気がする。
一日朝からオンラインのワークショップの仕事をして、いまはもう夕飯を作る時間なのだが、なにも献立が思い浮かばない。。どうしよう。

さて、今日は「想い」について。

私はファシリテーターの仕事をしているが、今日は就職活動中の学生向けのワークショップの仕事だった。
ある企業から、「就活中の学生に”自分の意志”を大切にしてもらう」ためのワークを開発してくれないかという依頼があって、一から作ったプログラムだ。
(私がひとりでやってるわけではなくて、わたしが業務委託で働いている会社で提供している。)

社長のトークライブ(これがまためっちゃ熱い想いをお持ちの社長さんです)があって、そのあとに学生に自分の意志(WILL)、大切にしたい想いを探求してもらい、言語化してもらう。
まだ、その会社の社員になる前の学生に、ギフトしたいという熱い想いを担当の方が持っていて、その熱意とともに、ワークを作り、開催してきた。
毎回、非常に満足度が高く、NPS(Net Promoter Score)という「このワークショップを友人にすすめたいか?」の数値が非常に高くて、評価をいただいている。私も、学生とかかわれるのは楽しい仕事だ。

想いというのは、目に見えない。

目に見えないもののなかに、大切な宝物が眠っている。

就活する学生は自己分析なども一通りやっている子も多い。
いろいろな手法があるし、向いているもの合わないもの、いろいろあるだろう。
ワークショップを受けた後のアンケートで、「今までとまったく違う答えにたどりついた」とか、「自分の想いをはじめて言語化できた」とか、「こんな風に思っていたなんて驚いた」などの声をいただいていて、自己分析だけではたどり着けないところにたどり着いてくれてるのだなと思う。

自分の想いなのだから、自分で考えてみればわかるではないか?と思う方もいるだろう。
けれど、私が、人が自分の想いにたどり着くために、とても良いと思うのは、誰かに聴いてもらうということだ。
良質な問いで、邪魔されずに聴いてもらう。
相手へのリスペクトとあたたかい好奇心を持ちあって、お互いに聴き合う。
すると、奥底深くに眠っていた、自分の大切な想いがそっと蓋をあけてくる。

そして、もっとも大事なことは、自分の直感を信じるということ。
湧き上がってきたぽっとしたもの、これを他人の評価や外側の正解に照らすことなく、ただ信じて出してみる。
それが本当に大切なものへと導いてくれるのだ。
そんな瞬間に何度も立ち会ってきた。

ひとりひとり、たどり着く場所は違うけれど、たどり着いて、そして、分かち合ったときのあの表情は、本当に何物にも代えがたい美しさがあるなと思う。

人は、手段や行動は、いくらでも真似ができる。

でも、想いだけはコピーされない。

あなたの想いはあなただけのものだ。

たとえ、それを表現する言葉が同じであったとしても、想いがまったく同じということはあり得ない。

自分は何を大切にしたいのか?

自分の人生で何を大切に生きていきたいのか?

その想いを自分の言葉で表現して、その想いを持ちながら、これから社会で働く人たちは、どんな道を進んでいくのだろう。

若者たちの輝く顔をまぶしく見ながら、どうかその羅針盤を自分で握って進んでいってほしいなと思う。

わたしもまだまだここから想いを新たに進んでいこう。

スティーブ・ジョブズの名言にこんなのがある。

あなたの時間は限られている。
だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。
ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。
それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。
他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。
そして最も重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。
それはどういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。
それ以外のことは、全部二の次の意味しかない。

では、また明日。

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