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【368/1096】さもないことが大事なのかも

368日目。久しぶりに晴れ。後屈をすると腰のあたりがすーっと軽く抜けるようになるのが面白く、詰まるときとそうでないときの違いを探求したり。


「有元家のさもないおかず」という料理の本があり、重宝している。なんというか、料理ってこんな簡単でいいんだった!と思い出せる本で、しかも、おいしくできる。
ありものでつくる、というやつである。

おかずを、ありものでつくるのは、けっこう知恵を絞る。
あるものでなんとかさまになるように。

さもないおかず作りを自分のルーティーンにすることで、あるものでおいしいものを作る知恵も生まれ、「できない」を「できる」に変える力も生まれてきます。

「有元家のさもないおかず」より

と有元さんは書いていて、なるほどなー!と思った。

誰かのお家に遊びに行って、ごちそうになったとき、美味しかったおかずの作り方を聞くと、たいてい、家庭にあるもので作っていて、「それでこんなにおいしくなるのか」と驚く。

家に帰って作ってみると、完全に同じ味にはならないのも面白いのだ。
その人の手が作っているから出せる味というのがあるのかもしれないと思う。

ちなみに、「さもない」とは「たいしたことはない、どうってことはない」という意味の言葉らしい。

しかし、そのさもないことがほんとは大事なのかもしれない。
ひとつひとつ。

今晩は、冷蔵庫のありもので、さもないおかずです。

では、またね。



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Mayumi INABA
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