【75/1096】優しくされたら、ダメになるんじゃないか?と思ってる件
75日目。今日も呼吸整体スクールでした。「横隔膜の解放」をみっちり。横隔膜、どこにあって、どう使ってるか知ってますか? すごい重要なのに、無視できてしまうところ。横隔膜が痛くて寝込む、とか聞いたことないが、ここが要ってところ。そこに気づけるか否か?がけっこうな分かれ道。そういうのあるなーと思う。
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さて、今日は、
・優しくされたら、ダメになる
・甘やかされたら、ダメになる
・すごく幸せと思うと、怖くなる
という件について、書いてみようかなと思います。
これ、ずいぶん厳しい環境にいたことがあって、ずっと息を張り詰めたような時期があり、それからしばらくしてその環境から抜け出して、普通の人間関係の中で、優しくされたり、幸せな感じを味わったりすると、出てくるやつ。
ずいぶん厳しい環境でなくても、両親はやさしかったけど、しつけが厳しかったとか、部活とか塾とかでずっとがんばってたとか、そういうのでもけっこうある。
手を抜くことができなくて、気が抜けない人。
素直に人の言うことを聞いて、言われたことに応えなきゃ!とがんばっちゃう人。
まじめな人。
そういう人が、こういう感覚になりやすいなーと思う。
(自分で言っちゃうけど、私もそうです)
呼吸整体の学びに、「緩急、リズムが大事」と「一旦停止、が死ぬほど大事」があるんです。
型を覚えた後に自己実践するときに、一定のリズムの中で正確にやることと、ずっと100%でやり続けなくてよく、がんばるところ以外は休憩だよ、ということを教わりました。
これが、めちゃめちゃ出来なかった!!!自分でびっくりするほど。
先生が
「ここ、休憩、はい、ここも休憩、はい、次はちょっとがんばる、で、また休憩」
と教えてくださったときにはできたのであるが、そのあと、自分で実践してると、どこで休憩するのかわからなくなってしまうのである。
基本、ずっと張り詰めてやっている。
ずーっと意識張り続けて、細部まで気を張っていないと、休憩ではなく、抜けてしまう。
抜けちゃうとぐにゃる。(ぐにゃるというのは、芯がなくなっちゃうみたいな感じです。ぐにゃってなっちゃう)
ぐにゃるのは型どおりではない。
そんな感じ。
それで、自分の人生、ほんと手を抜く、気を抜くってことをしてこなかったんだなーと思った。抜くときは、ほどほどじゃなくて、どたーんと抜けちゃうので。
糸が張り詰めてるか、糸が切れてぐにゃんとなるかの二択で生きてきたんだなあと。
普段は、ほどよくたわんでおいて、いざというとき、ピンと張り、必要のない時はたわんでおく、のが一番持ちがよさそうだよね、と思ったわけです。
なので、最初はもう、本当に先生が言ってる通りのリズムで出来ることを目標に自己実践に取り組みました。(今もそうですけども・・・)
で、ですね。
「優しくされたら、ダメになる」というのは、
「糸が張り詰めてるか、糸が切れてぐにゃんとなるかの二択」と同じだなと思ったわけです。
糸じゃなくて、ゴムかもしれない。
ゴムがピンと張ってて、優しくされたら、ゴムがびよん!となって使い物にならない、みたいなそんな感じ。
そんなわけないんだけど、そうなるんじゃないか?と思ってしまう、というか。
でも、ゴムがピンと張ってる状態なんだから仕方ないじゃないか、と思うじゃないですか。
そうですよ、それが悪いわけじゃないけど、ゴムがピンと張ってる状態、けっこうキツいと思うんですよね。
ちょっと緩めたらいいし。
緩めたらいいのはわかってる、でもできないんだ!そんな簡単に言うな!と思いますね。(わたしの心の叫び。)
そんなときに朗報があります!
一旦停止したらいいんです。(死ぬほど大事なポイント!)
え?ってなるでしょ。それだけ?って。
でも、止まってないんですよ、全然。
内側ずーっとぐるぐるしている状態。ぐるぐるしたまま、また次動くから、ずーっとぐるぐる止まらないで、動いてる。
だから、ゴムぴーんと張ってるまま、どうしたらいいかわからなくなってしまう。
一旦停止しましょう。
止まると、ゴム、リセットされるんで。
そこから、調整したらいいです。ちょっと緩めるとか。
一旦停止は、イメージじゃなくて、本当に物理的に止まるってことです。
急ぎ足で歩いて、止まる。止まっても、まだ前に行きたい感じが残ってる。
その残ってるまま、次のことをしない。
消えるまで、一旦停止。
これ、ものすごい簡単なのに、ものすごい効果あります。
実証済み。(私にて)
怖い感じや、不安な感じを引きずったまま、優しくされるから怖くなるのであって、今、目の前にいる優しくしてくれる人が怖いのではないわけです。
だから、一旦停止。
日常のすべての動作でこれをやってみると、とてつもない違いがうまれます。
逆にやらないと、どんどん塗れていっちゃう。
せっかくきれいに洗車してピカピカになったのに、べたべたのペンキ塗りたくってるみたいな。前も見えないから、運転するの危険だろうよ、という。。
そうやってやってると、そのうち、「大丈夫な自分」があらわれます。
「大丈夫な自分」があらわれると、自分を信じるのも楽になります。
というか、大丈夫な自分は自分を信じてる。
その大丈夫な自分で動くようになる。
もちろん前の自分も全然顔出してきて、あっ、あっ、ってなるけども。
そうなっても、大丈夫な自分に戻ればいいだけ。
というわけで、わたしは今は、「優しくされたら、嬉しい」です。
(ちなみに、ほんとに怖い人が目の前にいたら逃げます。)
ではまたね。
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12月23日(木)10時~11時30分 自然呼吸の回復
12月27日(月)10時~11時30分 動的瞑想