【3/1096】昔話法廷「桃太郎」を観て
3日目。
毎回、タイトルのカウンター書くたびに震える。。こんなんで大丈夫か。
3日坊主、という言葉があるけれど、3日続いたのだから、次は3週間を目指したい。3年間の誓いを立てておいてなんだが、3年先のことなど誰にもわからんので、日々を積み重ねるってことなのだなと感じる。ふう。
さて、10月4日の月曜日の夜に、NHKの昔話法廷「桃太郎」の再放送があったのを知り、ありがたい全録機能(パナソニックさんありがとう!)を使って観た。
判決がないので、すごく考えるきっかけになる良い番組なのですよ。これ。
過去のも配信で観れるので、興味ある方はぜひ。
昔話を題材にしているのだけど、けっこう毎回うなる設定。そうか、そんな事情があったんか、、とか、そちらからしたらそうなるかもしれんなあとか。
桃太郎の話は「差別」に切り込んでいて、面白かった。
人はわかりやすく、善悪、白黒、で決着したがるけれど、そう単純な話ではない。真っ白な人も真っ黒な人もいないって話。
「自分ならどう考えるか?」
「自分はどう判断するか?」
「何が一番大事か?」
そんなことをじっくり考えてみるきっかけになるかもしれない。
この昔話法廷を題材に、観た人で対話してみたら面白そうだなと思う。
裁判員制度で、裁判員になった女性の立場で物語を観てみると、自分ならどんな判決を出すのか?という視点に立てる。
そう考えると、死刑判決というのは恐ろしい判断だ。
裁判官になる人は、常にそこに向き合っているのだろうか?
判決を下す際に、自分と切り離しているのではないだろうか?
自分とつながったまま、そんな判決が出せるだろうか?
という疑問が湧く。
この脚本を書くのは面白そうだなあ(いやそうとう大変だとは思いますけれども)と思った。
「桃太郎」を題材にどんな裁判になるか?を考えると、何が社会的に罪となるのか?その罪を犯す背景はなにか?を深掘りして考えて組み立てていくのだろう。
鬼と桃太郎への差別がどんなものだったかを現代にアレンジして書いていて、たいへん興味深かった。
自分だったら、どんな想像力を働かせて、これを組み立てるだろうか?を考えてみるのも面白そうだ。
面白そうだと思うのと、実際書けるかは別の話なのであるが。
検察官が天海祐希さん、弁護人が佐藤浩市さんという豪華配役で、ほくほくしながら見ました。
天海さんの美しさは、なんなんでしょうか。溜息がでるほど美しいですね。
あのように美しくいたいものです。
ではまたね。