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【企画参加】るるさん発♯手にまつわる話/もしも手を失ったら。
noteのお友達くりすたるるさん(るるさんと呼ばせて頂いております)の企画に参加します♪
人間の体に備わった機能のうち(内臓除く)もしかしたら最も有用で寝ている時以外は終始重要な仕事をしていると言えるのが「手」だと思います。
その存在の有り難みを、るるさんのこの度の企画に参加しようと思った日から強く感じるようになりました。
もし両手が使えなくなったら?
スマホは足の指を使うか、タッチペンを口にくわえて操作するしかないでしょう。服を着替えるにも、ドアノブを回すにも、鍵をかけるにも、ご飯を作るにも、ありとあらゆる全ての作業に支障が出てしまいますよね。
るるさんの企画に参加するにあたり、最初私は「手」のお仕事について、それも、私の趣味であるヴァイオリンを弾く時の「手」の役割について書こうかなと思ったのですが、
あまりに複雑過ぎて書く前に挫折しました(笑)
これを書くということイコールヴァイオリンの弾き方の説明になってしまいそうなのでそれはスパッとやめまして💦(諦め早っ)
何も書いてないのに私が考える結論を申しますと(偉そうですがたいしたことではないです)
「手」は「足」以上に重要な仕事を一手に(手だけに😆)任されている、生きる上でなくてはならないものであり(足が重要でないと言いたい訳ではありません)
また、あらゆる作業、事務的なもの医療的なものから 工芸品や美術品の製作や楽器の演奏に至るまで 終始複雑な動きを繰り返し素晴らしい作品を生み出すことを可能にする極めて優秀な道具であり
また、手と手を合わせたり体を温めたりする事で心と体を癒すことができるとても重要な器官であることを
改めて認識しました。るるさんのお陰です。ありがとうございます。
楽器演奏における「手」の重要な働きについては書けそうにないので、
少し違う観点から考えてみました。それはつまり、そんな重要な器官である「手」を失った方達のことです。
ジャンゴ・ラインハルト
ギタリスト。ケガ(やけど)により薬指と小指が使えず人差し指と中指の2本でギターを演奏した努力の人。
指が2本しか使えない、だからギターは無理 とはならないって凄いですよね。
2本の指でどうやって弾くかを模索し実現したたぐい稀な方だと思います。
大野勝彦さん
大野さんは農機具に両手を巻き込まれ両腕を切断されました。
想像を絶する絶望を味わわれた事でしょう。しかし両手を失った体で出来ることを模索し画家として活躍されました。
両手を失ったからこそ見えたものがある、とおっしゃっています。
館野泉さん
脳出血により右半身麻痺となり左手のみでピアノ演奏を続けておられる館野泉さん。左手だけで弾いているとは思えない演奏です。
ピアノはもう弾けないという絶望感の中から立ち上がれたのは、左手だけで弾く曲の存在を知ったからだったと聞きました。
いずれの方も、おそらくは深い絶望の淵から微かな光を見つけて
そこに向かって残された器官で自分の強みを活かして生きていくことを決断し最後まで自分の可能性を模索しながら輝いた方達だと思います。
健常な体であってもなかなか辿り着けない境地へと突き進む原動力とは、自分が愛してやまないことを楽しんで継続すること、に尽きるんでしょうね。
とても真似できるとは思えませんが、いかなる逆境に陥っても、このような方々のことを思い出し最後まで諦めずに前を向いて歩んでいきたいと思います。
という訳で、お三方をご紹介しました。
この度は、改めて、「手」の持つ能力の偉大さに思いを馳せることができました。
「手」さんいつもありがとう。
そして貴重な機会をくださったるるさん、本当にありがとうございます💕
最近シワシワが目立ってきた手を思わず撫で撫でしました😆笑
ここまでお読み頂き
ありがとうございました❤︎