スピ苦手なのにどうして40万円以上もかけて占星術を学んでるの?
がっつりスピリチュアルな話題には、正直ついていけないところがある私。そんなのはおかしい!認めない!とは思いませんが、そういう世界があるんだな、と遠くからそっと見守るスタンスです。
そんな私が、なぜ占星術の学びに40万円以上もかけているのでしょう?
騙されてるんでしょうか??(笑)
知ること、学ぶことが好きな幼少時代
小学校での私は、学年の始めに教科書が配られると、その日のうちに全ての学科の教科書を読んでしまうような子でした。
漢字がわかれば本も読みやすくなるし、英語がわかれば英語の歌の意味も分かる。勉強すると便利になるな、と感じていました。
自販機で缶ジュースを買ったら成分表示を読み、シリアルを買ったらパッケージ裏を読む私。そこには、普通の朝ごはんとシリアルの朝ごはんの栄養比較が。
知識が増えることで、より良い選択ができるようになると感じていました。
手当たり次第に読んでいくうちに出会う知識
共働きの家庭だったので、長い休みには祖父母の家に預けられることもありました。田舎の祖父母の家ではやることがなく、茶ばんだ文庫本の中からリア王とか真夏の世の夢などを読んでいました。確かまだ小学校低学年のころで、文体も古いこれらの本は意味不明。それでも暇つぶしに、出会ったものから読んでいこうと、挿絵を見ながらページをめくっていました。
唯一面白かったのは頭の体操の本。
前から二つのヘッドライトが近づいてきたけど轢かれなかった!なぜ?
→二台のバイクだったから!
というような謎解きが、簡単なものからなかなか解けないもの、え、それずるくない?というようなものまで載っていました。
いろんな側面から見ること、考えること、想像することを教えてくれたのはこの本だったかも。
ひとつにこだわらず、流れを止めない
直接的に占星術を学ぶきっかけになったのは、私が学んでいた風水です。
私の風水の師匠は、占星術(アストロロジー)の知識を合わせた「アストロ風水」を教えていたので、そこに興味を持ったのです。
星占いや相性占いがしたい、という気持ちはなく、学んだ風水の知識をアップグレードしたい!という目的でした。
もともとヨガインストラクターとして心や体、内側のスペースを整える仕事をしていた私が、ヨガの次に気になったのが、その心や体を包む空間、つまり住居のスペースでした。身を置くところからの心や体への影響は、少なからずあると感じていたのです。
そこまでスピリチュアルでない方でも、汚れた部屋に住むのと整った部屋に住むのでは、心の持ちようが変わると感じますよね?不潔な部屋は健康にも悪影響です。
そこから風水を学び、環境、スペースを整えたら今度は、それを包むもっと大きなスペース(宇宙)の学びに出会ってしまったわけです。
古代からの知恵は永遠の財産
スピリチュアルに苦手意識があるため、「占い師」と呼ばれるのには抵抗があります(笑)。そんな私が風水や占星術を学ぶのは、様々な観点から世界を見たい、という意識があるから。
謎解きするにはいろんな方向から考えないといけないから。
心地良く日々の暮らしを楽しむことが一番の私。
ホロスコープリーディングをやってます!なんていう割に現実派です。
占いに支配されるつもりはないし、占いで未来の行動を決めるつもりもありません。
それでも、自分の今までの行動の理由や感情の動きを振り返るとき、占星術の知識があると、なるほどと思わされることが多々あります。
家族の考え方や行動にも納得がいき、理解がしやすくなります。実際占星術を知る前より、家族関係も良好になったと感じます。
単に鑑定などで仕事として使う以上の価値がある占星術。
人間関係や社会の動きも、新聞やニュースとはまた違った面から考察できる占星術。
私から積極的に選択したわけではないですが、出会ったおかげて私の世界はまた広がったと感じています。