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やらないことと、尊重

久しぶりにワインを飲んだ昨日は、頭がクラクラして朝目覚めるのが難しい

時間が押しているので、急いで床に座って浅い呼吸をする

焦っていてバックする車を壁に軽くぶつける

赤になった信号をギリギリ渡る

ラッキーなことに、駐車スペースがすぐに見つかった

時間がないということは、わたしの判断力とパフォーマンスを極端に下げることだと実感する

焦るくらいなら、やらないほうがいいことがわかる

時間を持ってできることだけを、丁寧にやれたらいいと思う

Less is more  少ないほうが、いい

わたしの仕事のマッサージも、同じだ

60分の間にあれもこれもどれもやろうと詰め込むよりも、

やらないことを増やして、そこにあるものをみる

勤勉な人の肩や腕の筋肉のハリや、首のコリ、筋肉と脂肪の反応

それらを受け取ることの方が、どんなに技術を盛り込むよりも大事だ

やらないことを、増やす

言葉は多くなくても、大事なことを伝えられればいい

友人に電話して、わたしの考えを話して、相手の反応と予定と声を聞いて、

尊重するということは、自分も相手も心地にいい状態に落ち着くための手段だと思う

どちらにもプラスになる行動と価値を、わたしは作っていきたい


自分の負けや不備を認められないと、なかなか前に進めない

困っているときに助けられた経験を、ひとは忘れることがない

経験していくことが、判断する力を養っていく

***

骨を折っても仕事場に立つひとを叱咤するひとに、自分が仕事をしないと仕事が進まないひとの気持ちはわからない

今ある仕事がなくなっても、生きていくことはできる

失敗しても、教えてくれる人や正直に意見を言ってくれる人が周りにいるから、きっと大丈夫だ

イエスもノーも言ってくれる正直なひとに、わたしは信頼を寄せることができる

あなたはあなたらしく、わたしはわたしらしく。