Thai Yoga研修3日目、奇跡
今日はThai Yoga研修の3日目 (1日目、2日目はこちら)
毎朝一日をはじめる前に、講師のTobiasさんが今日のキーワードとも言える言葉や歌を教えてくれる
わたしが受け取った言葉は、
was alles da ist, darf da sein ここにあるものは、全て存在していい
感じていること、何か伝えたいことがある人は、みんなの前で発表してもいいし、自分の中に留めておきたい人はそうしていい
自分の心が呼ぶ声を大事にする隙間をわたしたちに与えてくれる
わたしは今日、自分の心に正直に動くことを決める
1日の始まりに、こうして目的や大事な指標を声に出したり意識したりしておくことは、有意義に1日を送る助けになると思う
午前中にサポートをしてくれるDenissさんのヨガのクラスがある
ヨガをして意識的に身体を動かすことは、身体の感覚に敏感になること(4つのクオリティー)、思考を落ち着かせること、Thai Yogaを与えるときに自分の身体を支えるのに必要なコアを鍛えるのにも効果的だ
身体を動かすこと、自分の胸に手を当ててみること、自分を優しくさすってあげること、音楽に合わせて自由に子どものように身体を動かすこと、
そんな小さな行動も、意識を変えるのに効果的な行動だ
ハグをして相手の呼吸と心臓の音を自分の身体で感じてみると、相手の感情が言葉なしでも伝わってくる
人との接触を控えるように推奨されている昨今、触れることで得られる贅沢なものを、わたしはこの研修を通してありありと学ぶことができている
実践の練習のあと、感情についての説明が興味深かった
感情を表すときに使う言葉はドイツ語で、GefühlとEmotionとがある
Gefühl(気分)とは、私たちが持つ感じるという能力のこと、例えば嬉しい、暑い、痛い、悲しい、という感情を真に受ける能力のこと、考えなくても知っていること
Emotion(感情)とは、私たちの中から生まれてくるもの、思考の産物、プロセスから生まれてくる考えで、相対的なものである
Gefühlという感じる能力は、鍛えたりコントロールしたりすることができるようだ、暑いと思う感情や、痛いと思う感情は、身体や心のあり方次第でその辛さ(間に受ける度)は変わる
一方のEmotion、悲しみ、苦しみ、喜び、怒りという感情は私たちの中から生まれるもので、ためておくと私たちはうまく機能しない
機能しなくなったときに初めて、病気や不調という形で現れてくる
だからEmotionを外に出す、怒りたいなら声に出して吐き出したり、笑いたいときは笑って、感情を流すことはとても大事なことだ
それは知っているだけで、少し生きやすくなる知識だと思う
今日最後のおさらいで、Thai Yogaのセッションを受けたとき、
わたしは母の腕の中で優しく抱かれている感覚になり、自然と涙が流れ落ちた
わたしは愛されていて、ここに存在していい
この感情を、わたしはずっと持っていたのだと思う
感情を吐き出したいとき、人にその人に必要なスペースを与えてあげる
穴を掘って叫びたい人もいれば、人に向かって叫びたい人もいるし、一人で泣きたい人もいる
それぞれのスペースを尊重する
Thai Yogaの研修はわたしにとって、自分を癒すレッスンだ
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そんな贅沢な時間に、感謝したい