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GWにいかが?大人がハマるペーパークラフトのジオラマたち

こんにちは。中田真弓です。
いよいよ、今日からゴールデンウィークに突入という方も多いのではないでしょうか。

今年の連休はお家で過ごす時間が長くなりそうですね。
新たな趣味を見つけようという方もいらっしゃるかもしれません。

今日はそんな方に向けて、ぜひご紹介したい大人向けのペーパークラフトについてお話したいと思います。

大好きすぎて、ちょっと熱くなってしまうかもしれません。
手先が器用な方はハマること間違いなしです。
細かい作業はあまり得意でないという方も、ご安心ください。
作品や型紙を見ているだけで、あっという間に数時間経ってしまいますので、くれぐれもご注意を。

キヤノンのクリエイティブパークが熱すぎる

まずは、キヤノンマーケティングジャパン株式会社(通称:キヤノン、Canon)が運営するCreative Park(クリエイティブパーク)というサイトを覗いてみてください。

特に大人向けとしては、上記にリンクを貼っている「建物」がおすすめです。
なかなか旅行に行けない今、世界中の歴史的な建造物や有名な建築がほぼ網羅されているので、見ているだけでわくわくします。
個人の趣味に合わせて、「乗り物」や「科学」のページもおすすめです。

これらのペーパークラフトの型紙が、すべて無料で提供されています。
pdfファイルの形式でダウンロードすることができます。

はい、何を隠そう、私はおそらく最難関であろうスペインのサグラダ・ファミリア(型紙全29ページ、作り方全24ページ)をダウンロードし、一週間がかりで作成してしまいました。

ものすごい達成感と満足感で満ち溢れております。

もちろん、お子さんと一緒に作れる、難易度の高くない型紙もたくさんありますので、まずはお好きなものを選んでチャレンジしてみてくださいね。

作るのはちょっと…という方は、完成写真を一つひとつ眺めているだけでも十分に楽しめますよ。

溜め息が出るほどの精密さで本物をそのまま再現

このサイトの一番の特徴は、溜め息が出るほどの精密さです。
建築物の細部まで、本物をそっくりそのまま再現しています。
精密すぎるあまり、これは大人の指先でどうやったら接着できるのか、アクロバティックすぎる…と思わずツッコミを入れたくなるほどです。

実際に一つひとつのパーツを組み立てていく時点で、建築物の構造がわかったり、訪れたことのある場所でも、ここがこういう風になっているなんて気づかなかったな、という新たな視点がたくさん見つかります。

この型紙を作成した方が本当にすごすぎます。
作品ごとにアーティスト名が記載されており、著作権もあります。
ペーパークラフトアーティストという仕事があるんですね。
私もなりたいぐらいです。

お気に入りのアーティストが見つかれば、アーティストごとに検索もできるので、その方の作品の世界にどっぷりとハマるのもいいですね。

ペーパークラフトを作成するときの私なりのコツ

さて、最後に、サグラダ・ファミリアを何とか完成させた私が、ペーパークラフトをきれいに作成するためのコツをお伝えします。

印刷する紙は、マットフォトペーパーフォトマット紙がおすすめです。
適度な厚みと丈夫さがあり、ペーパークラフトに適しています。
光沢のある写真用紙でも構わないのですが、切り出しと折り目をつける際に、インクが剥がれて白い紙の地が出てしまうことがありますので、マットの方が仕上がりが美しいと思います。

型紙を切り出すときは、カッターナイフものさしカッターボード(カッターナイフ用の下敷き)を使います。
切りたい各辺を、型の内側から外側に向かってものさしで線を引くように切り出すと、シャープな線で切り出すことができます。
のりしろもアバウトではなく、きっちり型通りに切り出すのがポイントです。
パーツが細かいものだと、のりしろが大きすぎてはみ出したり、貼り付け面より大きくなって貼り付けられなくなるためです。

次に、折り線にものさしを当てて、先の鋭利な目打ち(たこ焼きを焼くときに、くるくるする棒のような道具)で割としっかりめになぞります。
これできれいでシャープな折り目がつきます。
本来は山折りして外側に来る方から、目打ちでなぞった方がシャープになるのですが、今回のペーパークラフトの場合、印刷面のインクが剥がれて、紙の白い地が出てしまうことがありますので、のりしろとの境界部分以外の折り目は内側からなぞった方がきれいです。

のりについては、長期間の耐久性を重視しないのであれば、両面テープテープのりがおすすめです。
ベタベタせず、不要な箇所にのりがつくのを防げることと、すぐに接着するため、次の作業にとりかかりやすいです。
サグラダ・ファミリアの場合は、もはや指がまったく入らず、ピンセットしか入らないような塔の先端部分を接着する箇所が多数あるので、通常ののりであれば、乾くまでピンセットで抑えた状態を保持する必要が出てきます。

指に力を入れすぎず、優しいタッチで接着していきましょう。

最後に

いかがでしたか。
ついつい、熱く語ってしまいました。
大人になってこんなに夢中になったのは、久々かもしれません。
なかなか外出や旅行に行けないこのゴールデンウィークに、ぜひあなたも一緒にペーパークラフトにハマってみませんか。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今後も私の大好きなもの、暮らしへのこだわりについて発信していきます。
今日も素敵な一日になりますように。

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