見出し画像

#6 今年の仕事を振り返る

こんにちは、ネギです。
昨日で仕事納めだったので、今年1年の仕事を振り返ってみます。
 
今年は植栽や石積みといった造園のほか、カーポートやフェンス、土間などコンクリートを扱った構造物を作る外構工事にもたくさん触れさせてもらいました。
学んだことと自分に対する気づきに分けてまとめます。

学んだこと

段取り (イメージ) 8割の大切さ

現場で実際に仕事を始めるまでに、より高い解像度でパターン数の多いイメージを重ねることがとても大切です。段取り8割」という言葉がありますが、ここでいう「段取り」とは「その日の仕事のイメージ」と言い換えられます。イメージの精度で仕事の出来が決まるでしょう。とは言っても初めて手をつける仕事のイメージの解像度はたかが知れています。よって、経験値 = イメージの解像度 = 仕事のレベル に結びつくことになります。

とにかく自信

やるとなったら、自信を持って強気で向かう覚悟が必要です。
材料の加工など、やり直しが不可能な仕事もあります(厳密に言うと再発注をかければできないこともではないのですが、工期の全体的な遅れに直結するので、お金をもらってやっている以上は避けたいという意味での不可能)。失敗するシナリオがどうしても頭に浮かんでしまうので、そういう仕事に手をつけるのは正直怖いです。
もちろん適度な緊張感は必要ですが、怖がりながら、過度に慎重に時間をかけて取り組む仕事にお金を払えるかと言われると疑問符が付きます。怖いからゆっくりやって遅れた、は言い訳にはならなりません。だからこそ、実際に手を動かすことによる慣れと、上述した何度もイメージを重ねることによる覚悟と自信が大切です。
 

自分に対しての気づき

道具が好き

電動工具や鏝、仮枠ハンマー等道具を色々揃えました。それぞれの道具に得手不得手があり、どうしても代用できない道具もあります (150mmの枠の仕上げに使う145mmの金鏝など)。不便だなと感じることもありますが、同時にその道具の仕事力も感じました。
また、道具を揃える中で気がついたことは、自分は道具が好きだということ。何度もためらった末に購入したステンレスのハンマーを見る度に惚れ惚れします笑。以前の投稿でも書いたが、子どもの頃から文房具が好きだった気持ちが再燃したようです。
 
アナログが好きな自分に対しての向き合い方
私の仕事はアナログが多いです。設計者はCADを使って図面を描きますが、CADのほかに使うデジタルな道具はスマホの電卓、Google map、オートレベル(高さをとる時に使う道具)くらいです。
考えてみたら仕事の他にも私が好きでやっている書道といけばなもアナログで、どれも斜陽産業です。このまま時代の流れに逆行することばかりを追い求めて、いつか化石になるのではとちょっとだけ落胆したこともありました。
しかし、その考えが180度変わるきっかけになったのが木下さんの放送。( AIの進化と人手不足で今後重宝されるのが、AIによるデータベースでの管理が難しいアナログジャンルと話している内容です)
この放送を聞いて、自分の好きなことは、好きなままいていいのだと自信を持つことができました。

正しい方法で回数を重ねていれば、ある程度の苦手は減らせる

私が仕事を始めた当初に苦手意識を強く感じていた仕事(ビス打ち、釘打ち、重機のオペ、トラックの運転)が色々あります。できるようになるシナリオが全く描けませんでした。
しかし、それらの仕事も回数を重ねることでそれなりにできるようになりました。おそらく、向いていないから苦手なのではなく、触れる回数が少ないからただ単に慣れていないだけだったのです。よって、苦手は真剣に向き合い正しいやり方で回数を重ねることで凌駕できるものだということがわかりました。
この時に気をつけなければならないのが、回数を積むことが目的化してしまうことにより真剣みが下がり、変なクセがついてしまうことです(手段の目的化というやつです)。ここでついた悪いクセはなかなか抜けないので、厄介者です。
 
 
2023年は、社会人生活4年間の中で一番楽しい1年になりました。
明日やる気があれば反省点も振り返りたいと思います。
 
ではまた。
 
 
 
 
 
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?