助けてくださいが言えるカッコいい女性でありたい
カナダのカレッジに進学したときは、
入学初日から毎日10時間以上勉強していました。
それにもかかわらず初めての中間試験で出た成績は
まさかのCやDばかり…
ちなみにカナダの学校の成績は
上からA+, A, B+, B, C+, C, D+, D, Fとなります。
Fは落第点という意味なので、
私の中間試験の成績がどれだけ深刻だったのか
お分かりいただけるのではないでしょうか😅
日本で社会人をしていたときに貯めたお金を切り崩して
カナダ人の3倍はする学費をはらっていましたし、
そもそも、日本の会社を退職して留学しに来ていたので
今さら帰る場所もない…
まさに背水の陣。
恥ずかしい…
どうしよう…
なんて言っている暇はない。
死ぬ気でやってもだめなら、誰かに助けてもらうしかない。
すぐに、担当教授おひとりおひとりにメールをして
面談のアポイントを入れました。
とにかくSOSを直接伝えたかったんです。
面談中は涙の大洪水。
30代の大人がこんなに号泣するなんて
先生方も衝撃だったと思います。
この日をきっかけに
私の海外生活は大きく変わりました。
助けてくださいや教えてくださいと言うことは
恥ずかしいことでもなんでもない。
SOSを出すことは自分と相手を大切にすること。
日本に住んでいたら何の問題もなくできることが
海外で生活しているとうまくできないこともあります。
そんなときはできないことに目を向けるのではなく、
できない自分をやさしく受けとめてあげられる
カッコいい女性でありたいな、と思います。