回り道をする人の心理
先週、体験セッションにお越しになった方ですが、去年から私のセミナーに参加されたり、初めての海外転職希望者のためのオリエンテーションを月に1,2回開催しており、そちらにも参加された方ですが、先週初めて個別のセッションにお越しになって、お話をしていて気づいたことについて、シェアさせていただきます。
この方は、中央アジアにある国の言葉が堪能です。正直この国の言葉が出来る方は相当少ないと断言します。ただ、その方は、その国へ転職したいという気持ちが去年最初にお会いした時からあるにも関わらず、中々その国へ転職をするための一歩を踏み出せていないんです。
彼女が踏み出せない理由は、自分は、
大卒ではない
資格を持つ仕事を2社経験しているが、現在はバイトをしている
年齢が40代になってしまった
英語の勉強をしているが一向に上達しない
私も今まで沢山の方々のセッションをしてきて、中々前に進めない方の特徴として思うのは、【自分で自分をダメだと言っている人】。
【色々な言い訳を付けて、前に進めない理由を探している人】です。
実は、その国へは、私の別のクライアントさんでその国の言葉が出来るわけではないのですが、僅か3か月ほどでその国へ転職をしてしまった方がいるのです。そんな方の例を伝えると、「その方は大卒で、きっと何々も出来るんでしょう?」と自分との違いを探そうとする。そして、「あー、やっぱりこの点とこの点とこの点が自分と違うからその人は転職が出来て私は出来ないんだ」と。
私のクライアントさんは、最初は向上心が高い方ばかりでも、高学歴の方ばかりでもありませんが、この方との一番の違いは、「やらないで後悔するよりは、やってみて、やっぱり駄目だったけど、出来る限りのことをしたから後悔はない」と思える人ばかりです。
人より勝るものが既にあるわけですから、それを武器にずっと前から転職したいと思っている国への転職活動をしてみるべきだと思うんです。 そうではないと、時が経つのはあっと言う間で、年齢でかなり厳しくなってしまうと思います。それこそ海外は年齢は日本ほど関係ないとはいうもののそれは実績を積んできた方の場合です。
迷っているなら先ずはやってみることだと思います。迷っている時間も20代なら大いに悩んでと言いますが、40代になったら悩んでいる時間はあまりありません。
自分に足りないことをどんどん探して時間が経ってしまうなら、前に進む道、転職する道を早めに理解して、戦略を立てて進むべきです。
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