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海外駐在員の基本とメリット・デメリット
海外転職キャリアコーチのブレナー真由美です。
今回は、”海外駐在員の基本的な情報”と”駐在が多い業種・職種”につき2回に分けて、お話をさせていただきます。
私のクライアントさんの中には
現在、海外駐在中の方
以前、海外駐在をしていた方
海外駐在を目指している方
と様々な状況にいらっしゃる方がおります。
「海外でキャリアを積みたい」、「海外の経験も自分のキャリアに入れたい」「グローバルな働き方をしたい」と思っている方は、
先ずは、
「現職で海外へ出向させてもらえないかな?」
「海外への出張が多い部署へ異動願いを出してみよう」
などと考えると思います。
実際に、今の会社を選んだのも
「海外に支店が多いから」
「海外出向のチャンスがあると聞いたから」
などの理由で就職をした方も多いのではないかと思います。
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海外駐在は、多くの人にとって夢のようなキャリアの一部です。
異国の地で働くことで、視野を広げ、新しい文化や価値観に触れる貴重な経験が得られます。
また、日本国内では直ぐには経験が出来ないマネジメントの仕事や日本では得られない人脈を広げる貴重な経験を積むことも可能です。
では、どのような業種や職種が海外駐在の可能性があるのか?
具体的な情報がないと一歩踏み出すのは難しいものです。
先ずはこちらを読んでいただき、今の会社を改めて見直してみてください。
海外駐在を見据えた国内転職の道もあります。
私も長く人材業界に携わり、駐在員の方との接点はとても多く、1つの国で駐在をしてからまた別の国へ異動したり、日本を一度挟んでまた別の国へ駐在になったり、駐在から現地採用に切り替えた方など沢山の方々に会ってきました。
先ずは、海外駐在とは?につき基本的なことをお伝えします。
海外駐在の魅力(メリット)と基本情報
海外駐在は、異文化体験や「キャリアアップ」の絶好の機会です。日本企業がグローバル展開を進める中で、海外での「ビジネス経験」を積むことは重要です。
駐在員は、現地の「市場調査」や「現地法人の管理」など、さまざまな業務を担当します。これにより、語学力や「異文化理解力」が向上し、帰国後のキャリアに大きく貢献します。さらに、ご家族帯同で赴任する場合には、家族とともに異国で生活することは、個人の視野を広げるだけでなく、家族の絆を深める機会ともなります。
待遇面でも、給与が日本と海外で手当てが出たり、保険などの福利厚生面でも会社が負担、家賃も会社負担。お子さん帯同の場合は子供の養育費なども出るため、かなり良い待遇で現地に住むことが出来るわけです。
海外駐在とは何か?その基本を理解する
海外駐在とは、企業が従業員を「外国」へ派遣し、現地で業務を行わせる制度を指します。主に「グローバルな視点」を持った人材育成や「現地市場」の開拓を目的としています。駐在員は、現地法人や支店での「マネジメント」業務や、現地スタッフとの「コミュニケーション」を通じて、企業の「国際的な」ビジネス展開を支援します。駐在中には、言語や文化の「違い」を理解し、適応することが求められます。これにより、企業の「競争力」を高める役割を果たします。
日本企業に所属しながら海外で働くメリット
日本企業に所属しながら「海外」で働くことのメリットは多岐にわたります。まず、「駐在員」としての経験は、国際的な視野を広げる絶好の機会です。異文化理解や語学力の向上はもちろん、現地のビジネス慣習を学ぶことで、より「柔軟な発想」が身につきます。また、海外での生活は「自己成長」を促し、帰国後のキャリアにおいても大きなアドバンテージとなるでしょう。「日本企業」のサポートを受けながら、安心して新しい環境に挑戦できる点も魅力的です。これにより、個人のスキルアップだけでなく、企業にとっても国際的な人材育成につながります。
帰国後も同じ会社でキャリアを続ける方法
帰国後も同じ会社でキャリアを続けるためには、まず「駐在経験」を活かすことが重要です。帰国前に「上司」とのコミュニケーションを密にし、帰国後のポジションや役割について具体的な話し合いを行うことが求められます。また、海外で培った「スキル」や「知識」を社内でどのように活用できるかを自ら提案し、積極的にアピールしましょう。
さらに、帰国後の「ネットワーク」を活用し、社内外の人脈を広げることも重要です。これにより、新たな「プロジェクト」や「チャンス」を得る可能性が高まります。
ここで注意することは、残念ながら海外の経験を会社側が活かしきれない企業も中にはあります。折角海外で積んできた経験を日本に帰ったとたんに、元居た部署に戻る、海外ではマネジメントや部下の育成もしていたのに日本に帰任すると、上には上の上司がいるため役職が付かない。仕事範囲が狭まってしまうなど。思ったように自由に仕事が出来ないなどという話を聞くことも残念ながらあります。
帰国後も引き続き「自己研鑽」を怠らず、常に「成長」を意識して行動することで、キャリアの継続がより確実なものとなります。
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グローバルキャリアを築くためのポイント
グローバルキャリアを築くためには、まず「海外」での経験を積むことが重要です。特に「駐在」経験は、異文化理解や現地のビジネス慣習を深く学ぶ絶好の機会です。さらに、現地の言語を使いこなせるようになると、仕事の幅が広がります。異なる文化を尊重し、柔軟に対応できる力は、国際的なビジネスシーンで「できる」人材として評価されます。国際的なネットワークを築くことも大切で、これにより新たなビジネスチャンスを得ることができます。
今までかなりの数の駐在員の方とお会いしてきましたが、かなり現地にどっぷりと浸かり、言語も習得、現地スタッフのマネジメントも出来るようになり、現地の日系社会だけではなく、現地の人脈を濃く持っていく人もいますが、一方で、頭の中は常に日本の事、中には行きたくてアサインされた国ではないとそこでくじけてしまう人もいます。そのような方の場合は、残念ながら周りが憧れる駐在員を経験しても。。。という方も中にはいました。
海外駐在のデメリット
憧れの駐在員としての夢は叶ったけれど、駐在から現地に残る選択をする方も沢山います。私のクライアントさんの中にも現在駐在で海外に赴任されている方、以前駐在で働いていた方とおりますが、現地採用として転職活動をしている方々も多くいます。駐在だと希望する国へ出向出来るにはかなり限りがある。帰任命令もいつ出るかわからない、または希望していない国でも長期的に滞在しなければならないこともある。生活面でかなり厳しい環境でも家族帯同生活を強いられることもある。難しい場合には単身で赴任しなければならない。など自分で選べないこと現実を目の当たりにして、希望している国または現在いる国がとても気に入ってそのままその国に残りたいと思うのは自然な感情かもしれません。
さて、先ずは海外で働く選択肢の1つとして海外駐在のメリットや基本情報を書かせていただきました。
次回は、海外駐在が可能な業界と職種につき詳しく書いていきたいと思いますので楽しみにしていてください。
アメリカの海外駐在から現地で転職をしたリサさんへのインタビューをユーチューブでアップしていますので、是非ご視聴、イイねボタン、チャンネル登録をしてくださいね。
リサさんのインタビューはこちらです。
これからのキャリア人生をきちんと考えていきたい方は、是非、初回30分無料の体験コーチングまでお越しください。