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駐在員ー>現地採用 悩ましいアメリカのビザ問題

海外転職キャリアコーチのブレナー真由美です。

今回は、駐在員から現地採用に切り替わる時の悩ましい

アメリカのビザ問題

につき話をさせていただきますね。

私はビザの専門家ではないので、ここでビザの取得の方法などは書きませんが、私のクライアントさんはアメリカ在住の方も多く、特に現在、駐在員でLビザまたはEビザで家族帯同で来ている方も多く、ビザについては常に念頭に置いておかないといけないことになります。 

今回は、アメリカで就労するには避けて通れない就労ビザについて話をしたいと思います。 

アメリカで会社からの駐在でサポートされるビザは主に、

Lビザ
H1Bビザ
Eビザ

です。 

H1Bビザとは、特殊技能を有する職業に従事する人のためのビザで、現在は 医師、会計士、財務アナリスト、コンピュータプログラマなどが該当します。 大学に専攻のない業務は特殊技能としてみなされない可能性が高くなります。そして現在は応募してもそれから抽選になってしまうため、このビザで就業されている方は、あまり周りでは聞きません。 

次に、

Lビザ

ですが、一般的に「駐在員ビザ」と呼ばれているものはこちらになります。

「Lビザ」は企業内転勤者用のビザで、国外からアメリカ国内の関連会社への異動に使われます。 

次に、

「Eビザ」

です。

このEビザですが、E1ビザとE2ビザというのがあります。

E-1ビザは、米国と条約締結国(日本含む)との間で貿易取引などの事業を展開する方々を対象とした、貿易駐在員向けのビザとなっています。

E-2ビザは、米国内での事業投資を目的とし、投資を通じて新たなビジネスを展開する方々を対象とした、投資駐在員向けのビザです。

総合的に見て、「Lビザ」よりも、今は「Eビザ」で、駐在員として、現地作用として就労されている方が多いです。

私のクライアントのりささんは、このビザで駐在員から現地採用で転職をしてE1ビザの切り替えをしました。 

海外転職者ストーリーとしてユーチューブにアップしていますので、ご興味ある方は是非ご視聴ください。 


SHさんはE2ビザで大手商社の副社長という立場で滞在して約2年になります。 

娘さん二人がアメリカの大学、下のお子さんが高校生ということもあり、ご家族で話し合ってアメリカ、特にカリフォルニアに残りたい意向です。 

SHさんは1年近く転職活動をしているものの、中々Eビザサポートだと転職先が見つかりません。 

人材エージェントに登録をしても、アメリカで現在仕事をしていてもEビザのステータスなのでスポンサーチェンジをしなければならないため、企業側がビザ取得について難色を示して出来ればビザの手続きをしなくてすむグリーンカード(GC)ホルダーで人材を探したいとなってくるのです。 

それでもりささんのように「Eビザ」サポートの切り替えがうまくできた方もいます。

やはり、キーは、

今までの経験を十分に発揮できる、今までの経験を十分に認めてくれて、欲しいと思われる人材として転職をすること

だと思います。 

「ビザのスポンサーになってでも採用したい人材」

ここが、アメリカに限らず、転職をしたい国でビザなしで転職する場合には、あなたの

「強み」「現地の人に勝る何か」、特殊技能なのか、現地でも通用する資格なり経験があり、現地の人と変わらないスキルがあって+言語やマネジメントスキルなどが伴ってくる

と、「現地で人材を探してはみたものの、中々現地で適材が見つからないから」という理由で就労ビザのスポンサーになってくれるということになるのです。 

この悩ましいビザ問題に勝っていける人材になることが一番。最初に海外に出る時のハードルが一番高く、駐在員も駐在から現地採用に切り替える時には一番ビザのハードルが高くなるので、そこを超えるだけの「ご自身の強み、他とも勝る○○」を常に理解をして、そうなるように常にご自身のキャリアを積んでいくことだと思うんです。

初回30分の無料体験セッションを常時受付中。
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