カジュアル面談の落とし穴
「カジュアル面談」は、それほど日本では聞かなかったワードですが、最近聞くようになってきた新しい面談のスタイルかもしれません。
海外、特に欧米圏の国では「カジュアル面談」ってよく聞くのですが、そもそも「カジュアル面談」とは、実際の面接の前の顔合わせ、会社の事、応募者の事をお互い知ろうという意味合いで、それも会社の外のカフェなどで行われることが多いのではないかと思います。
アメリカで「カジュアル面談」をよく聞くのは、恐らく、アメリカは、思った以上に知り合いなどの紹介で面接が行われることが多いので、そのような背景から「カジュアル面談」という言葉も出てきたのかなと思います。
ここで注意しなければならないことは、「カジュアル面談」だからと言って事前に会社の事を調べずに本当にカジュアルで面接に臨んだら、「思ったよりも普通の面接のように志望動機など色々聞かれたとか」、「思ったよりも普通に面接だった」ということで、そんなことで失敗してしまった方もいるので要注意です。
私のクライアントさんが来週ヨーロッパで”オンラインでカジュアル面談”とご連絡があったため、「どう臨んだら良いか」とセッションのご希望がありました。
近くてお茶をしながら軽い感じで面談に臨むのと、オンラインでとなると臨み方が違ってきますよね。
以前、「カジュアル面談」をオンラインでアメリカでされた方がいたのですが、準備不足と認識の違いで、選考に落ちてしまった方がいるのです。
よって、オンラインで「カジュアル面談」と言われても、カジュアル過ぎず、服装も面接用に、面接準備もしっかりとやっておき、面接の間に「カジュアルなのだから緊張せずに」と言われたら少し崩して質問をするなどしていけばよいと思います。
どんな面接のスタイルでも、かまえることなく、”事前の出来る限りの企業リサーチ”、”求人票を把理解”して、”端的な自己紹介”、”仕事の経験の要約”、”何が出来るのか、強みなのか”、”将来どうしていきたいかの転職軸を決めていくこと”を必須で準備すれば、次の面接に進めること間違いなしだと思います。
海外転職なので、英語または現地の言葉で同じように面接準備が出来ていることも必須です。