Informational Interview 海外転職の人脈作りはここから始めよう!
こんにちは。 海外転職キャリアコーチのブレナー真由美です。
皆さん、”インフォメーショナル・インタビュー”という言葉を聞いたことはありますか?
アメリカではよく使われている言葉です。アメリカは人脈社会で、このインフォメーショナル・インタビューを利用する人は多いです。
”インフォメーショナル・インタビュー”とは、あなたが興味を持っている分野や業界、企業で働く専門家と話をし、その経験から情報やアドバイスを得るための面談のことです。
この目的は、知識を深めることやネットワークを広げることであり、直接的に仕事を求める場ではありません。
キャリアの選択肢を探る際や転職準備の一環として非常に役立ちます。
なぜインフォメーショナル・インタビューをするのか?
キャリアの理解を深める:特定の職種や業界の日常業務を知る。
業界の最新情報を得る:今のトレンドや求められるスキルを把握する。
ネットワークを広げる:同じ業界の人脈を構築するチャンス。
応募準備の助けになる:履歴書や面接で役立つ情報を得る。
新たなチャンスを見つける:求人情報に出ないポジションを知るきっかけになる。
インフォメーショナル・インタビューの依頼方法
適切な相手を見つける
LinkedInや企業の公式サイト、学校のOB・OGネットワークを活用。
自分が興味のある職種や業界の経験者を探す。
LinkedInの使い方の記事はこちらです。
丁寧なメッセージを送る(LinkedInやメールで)
例ですが、件名: あなたのキャリアについてお話を伺いたいです
[相手の名前]様
初めまして。[あなたの名前]と申します。現在、[興味のある業界/職種]のキャリアについて模索しています。貴社でのご経験にとても興味を持ち、ぜひお話を伺えたらと思い、ご連絡しました。20~30分ほどお時間をいただけるようでしたら、[相手の名前]様のキャリアやアドバイスについてお伺いできれば幸いです。ご都合の良い時間があればお知らせいただけると嬉しいです。
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
[あなたの名前]
インタビュー前の準備
事前に相手の情報を調べる:会社の背景や業務内容をリサーチして、興味を持っていることを示す。
質問を用意する:仕事の内容や業界のアドバイスに焦点を当てる。
例:日々の業務はどのようなものですか?
どのようにしてこの業界/職種に就かれたのですか?
この業界で成功するために必要なスキルは何ですか?
今後、業界はどのように変化していくと思いますか?
おすすめのリソースや団体があれば教えてください。
インタビュー中のポイント
時間を守る:20~30分の時間内で終わるようにする。
感謝の気持ちを伝える:冒頭で感謝を述べる。
相手の話に集中する:学ぶ姿勢で臨む。
メモを取る:重要なアドバイスや情報を書き留める。
求職目的を前面に出さない:仕事を直接お願いするのではなく、今後の可能性について尋ねる程度に留める。
インタビュー後のフォローアップ
お礼のメッセージを送る(24~48時間以内)
例文:[相手の名前]様
先日はお忙しい中お時間をいただき、本当にありがとうございました。お話しいただいた[具体的なトピック]について非常に参考になりました。また、[提案されたリソースやアドバイス]を今後の準備に活かしていきます。何かお力になれることがありましたら、ぜひお知らせください。
改めて感謝申し上げます。
[あなたの名前]
つながりを保つ:LinkedInでつながる、近況報告をするなど、継続的な関係を築く。
成功のためのポイント
プロ意識を持つ:ビジネスの場として対応する。
時間を守る:約束の時間を超えないようにする。
誠実に関わる:単なる利益目的ではなく、学ぶ姿勢を持つ。
フォローアップを忘れない:感謝の気持ちを伝え、今後も関係を維持する。
まとめ
インフォメーショナル・インタビューは、キャリア選択を考える上で有益なツールです。業界の知識を深め、ネットワークを広げることで、将来のチャンスを掴むきっかけになります。適切な準備とフォローアップを心がけ、プロフェッショナルな姿勢で臨みましょう。
最初は転職したい国に人脈がないのは当たり前ですが、誰でも時間を掛けて構築をしていくことは可能です。
今は、本当に便利な世の中で、その場にいなくても人脈、ネットワークを広げることは可能です。
海外転職は思った以上に時間がかかります。
今日からでも積極的にこのインフォメーショナル・インタビューを活用していきましょう。
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