仕事で大切だと思う一番は「断らない」こと
個人で仕事をしているか組織で仕事をしているかにも寄ると思います。
規模も大中小とあって、その組織の中でどこまでの権限を持って仕事をしているのかにも寄ると思います。
でも、私は沢山の方々と日々コーチングをしてきて、思うのは、
「与えられた仕事は、責任を持って全うすること」
だと思うんです。
例えば、新卒で入ったばかりの会社で、わからないことが沢山ある。経験をしたことが無いことの方が多いけれど、
「与えられた仕事」
は、100%完璧にやる。
わからなければ、周りを巻き込んで、どんどん聞きながら解決しながら進めていく。
コーチングでは、
「キャリアの棚卸」
をします。
クライアントさんが、新卒で入った会社から聞いていきますが、今、どんなにベテランの域に入った人でも、
最初は皆、同じだった。
同期がいて、皆、一斉にスタートするのが特に日本のやり方です。
私も東京だけで100名の同期がいるような、バブル時代、勢いのよい業界に入りました。
同期とは今でも付き合いがあるくらい仲良く、そして切磋琢磨をして過ごしたなと思います。
ここで、自分のあの頃を振り返ってみると、とにかくがむしゃらで、一生懸命に真面目に仕事をしました。
先輩にはとことん聞けることは聞き、どんどん吸収をしていった。
その後、香港の日系銀行へ転職。
香港でも同じで次は英語で香港人の同僚へわからないことを聞き、日本人の上司からは金融の知識を教えてもらいました。広東語もちゃんぽんですが、同僚と仲良くするために聞いて覚えるようにしていきました。
当時の上司に言われて今でもたまに思い出す誉め言葉?は。
「本多さん(旧姓)はお願いすると、先ず断らない。はい、「了解です」と言ってくれる」
そこがよかったのか、その時の
「断らない」
姿勢が、その後の自分のキャリアに大いに役に立っているかなと思います。
香港中国で人材紹介会社の責任者をしていた時も、クライアントの困りごと、人材不足や入れ替えなど困りごとにとことん付き合う姿勢を見せてきたと思います。
仕事で大切だと思うことは、最初から断らない。こと。
もちろん、最終断ることになっても、相手の話も聞かないで断りはないとお思います。