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自分を抑える?自分を出して周りと合わせよう!

「引いて合わせるな、出して合わせろ」
私は学生のころから吹奏楽団に入っていて、毎週練習に行っています。
そこで、指揮者によく言われるのが、「引いて合わせるな、出して合わせろ」ということです。

どういうことかというと、複数人で演奏する際、他の人と合わせようと思って自分の音を引いてしまう、抑えてしまうと、お互いに探り合ってしまい、なかなか合わなくなる。
でも、最初に「私こうしたいんです!」「私こうなんです」と、自分を出していくと「あ、あなたはそうなのね、じゃあこうしますね」と早く合わせることができるんです。

これは、人とのコミュニケーションでも同じではないでしょうか。

「自分はこういう人間です。」
「私はこうしたいです、あなたはどうですか?」
「私はこうされると不快です、できたらやめてもらえますか?」
とお互いに表明すれば、察したり探り合ったりしなくて済むので、スムーズにコミュニケーションが進みます。

「なんだか機嫌が悪そうだな」「傷つけたら嫌だな」「本当はどう思っているんだろう」そんな察するストレスが減る、相手が察するエネルギーを減らすために、自分を開示してみたら、お互いに満足できる点が見つけやすくなるのではないでしょうか。

例えば、友達とお昼ご飯に行くとき。
「今日はオムライスがいいなあ」と思っていたとしても「でも他の人はどう思っているんだろう?否定されたらいやだな、他の人と違うこと言っていたら嫌だな」と思って、「私なんでもいいよ」と言ってしまうと、なかなか決まりませんよね。
それに、他の人が「ピザ食べたい!」と言った時に「あ、それはいやだな」と思っても、何でもいいと言ってしまった手前、否定することはできません。

そこで、「うーん、私はオムライスがいいけど、他のものでもいいよ。あなたは何が食べたい?」と言えば、ピザもオムライスも食べられるところにするか、違う案を見つけることができるかもしれません。

自分はこう思う!だけだと少しきつく感じるので、そのあとに、「あなたはどう?」をつけてみてはいかがでしょう?

よかったら、試してみてくださいね。

誰かの今日が、少しでも幸せになりますように。

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