頑張れる才能があるからこそ、苦しむこともある

自分では一番のつらい時は超えた、と思っていた頃、それでも、まだ苦しくなってしまい、「どうして？こんなにがんばっているのに！」と悔しい思いをしている時がありました。
その時、ある人から「とても辛そうに見える。あなたが握りしめている価値観を手放せないのだったら、いっそ、もっと握りしめてみてもいいのかもね？」と言われたのです。
私は、何のことを言われているのか、さっぱりわかりませんでした。というのも、自分の価値観を手放そうとしていたし、だいぶ手放せた、と思っていたからです。それに、もともと握りしめるほどの価値観を持っているとは思っていませんでした。

そう、私は「価値観を手放さなければならない」という価値観に囚われていたのです。

確かに、色んな所で
自分の価値観に気づき、それを手放すこと
が大事だ、と書かれています。

それは確かにそうですが、何事もハマると一生懸命やってしまう性格からか、ストイックになりすぎて「それだけが正しい」と思うようになっていたのです。

最近、ようやくそれに気づくことができました。

それは、最近苦しくなった時は
「これしか選べない、こうせねばならない」
という思考になっているな、と思ったことがきっかけです。

そうしたときに、ふと「あ、価値観を手放さなければならないになっていたんだな」と気づきました。
本当に、握りしめた後にゆるめて気づくことになりました。

思い込みからだとしても、頑張り続けられるのは才能、でもその頑張りが自分を苦しめてしまうときには、”軽やかに”自分の思い込みを抜けていけたらいいな、と思う今日この頃です。

今日も一日お疲れさまでした。
少しでも誰かの幸せに役立ちますように。
私が私を幸せにできますように。