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春が待ち遠しいと感じた日

先週、次の絵を描く為に、近隣の植物センターに出かけました。

自然豊かな場所で絵を描きたいという想いがずっとあったので、油絵の用意をして、防寒の為に厚手のコートとブーツを履いて、気合を入れて備えていきました。

春になると人も多くなるので、人の少ない時期に静かな場所で絵を描いてみようと思い来たのですが、思っていたよりも寒かった。

取り合えず足元にひざ掛けをかけて、温かいカフェオレを飲むことで、やっとかじかんだ手があたたかくなることが出来ました。

昨日から油絵の色を塗り始めていたので、早速、途中から色を塗り始めました。

緑が多い自然な場所で、寒さはありますが開放感があり、ゆったりと心地よく、絵を描くことが出来ました。

家で絵を描くことよりも、太陽のあたたかさを感じ、外の空気に触れることで自分の気持ちが上がり楽しかった。

周辺ににサザンカの花が綺麗に咲いていて、梅が少しずつ咲き始めていたので、年配の夫婦や家族連れの人が花を見に、周辺を何度も通りました。

梅の花がまだ咲き始めで残念そうな会話を聞いて、まるで父と母のようだと感じ、微笑ましく思いました。

人通りが増えてきて、寒いこともあり、段々と集中力が無くなってきたので絵を切り上げて帰ることにしました。


その帰り道に、以前この場所に訪れた時のことを思い出しました。

その時期は蘭の展示をしていていたので、母を連れて見にきました。

色んな種類の蘭が数多くあり、どの蘭も色鮮やかに綺麗に輝いている様に私には見えました。

父が蘭の花が好きなので、蘭の写真の撮影許可をもらい、一時退院をした時に蘭の写真を見せてあげようと思います。

その帰り道に、突然年配の叔父様と外国の男性に声を掛けられました。

私の首からぶら下げているcanonのカメラを見て、
「そのカメラと同じのを自分も持っているよ」と言われました。

私は自分と同じように写真が好きで、撮影している人に対して、自分の中で仲間意識を持っているので、急に話しかけられても自然に話しました。

写真が好きで自分の撮った写真や、子供の写真などを嬉しそうに見せてもらいました。

実際に同じ共通の趣味がある人と話す機会があまりないので、こういう機会が私にはとても楽しく感じました。

絵を描くようになってから一人で過ごすことが多くなっていたので、人と交流する時間を増やしていこうと感じました。

意外だったのは、人見知りな母が楽しそうに話していた様子がとても印象に残りました。

去年の春に同じ場所で撮影したチューリップのご紹介。

春になって綺麗な花を見るのが、とても待ち遠しいです🌸





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