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絵を描き始めて、描きたい絵が完成するまで
絵を描こうと思ったきっかけ
久しぶりに絵を描きたいと思った時に、自分の中で想像したイメージの絵が時間が経ってやっと完成することが出来ました。
長い間、私は絵を描いていませんでした。
学生時代まで絵が大好きで絵を夢中で描いていたけれど、知らない間に絵を描くことからずっと離れていました。
愛犬ソラが天国に旅たち、続けて大好きなお婆ちゃんを見送った後に、久しぶりに絵をまた描きたいという想いが湧いてきました。
ソラの絵を描こうと思った時に、ソラは写真を撮られることが嫌いで写真を撮ろうとすると、すぐに顔を背けるので、ソラの写真が少ないこともあり、絵の中ならソラと何時でも一緒にいる姿を残すことが出来ると考え、ソラと一緒にいる絵を描こうと思いました。
それから時間はかかりましたが、自分の中で想像していたイメージの絵が時間が経って完成することが出来ました。
ソラとの別れ
ソラが天国に旅経ったのは、9月1日の夜の事でした。
もう年齢的には老犬になっていて、目も少しずつ見えにくくなり、普段は寝て過ごす日々でした。
歩くのもゆっくりになり、大好きだった散歩も遠くまで歩くのはしんどそうでした。
それでも、ソラは外の景色を見るのが好きでした。母はそんなソラの為に時々庭に連れ出していました。
玄関の段差も、若い頃は軽々と飛び降りていたのですが、いつの間に下りることが怖がるようになりました。
寝てばかりの生活で体重が増えたせいか、小さな段差でさえ怖がるようになり、下りるのに時間がかかることが増えました。
「怖いようなら抱っこしようか?」
そう声を掛けると、ソラは「自分で下りたい」と言っているようで、足元を見て力を踏みしめていました。
その姿を母と見守っていると、時間をかけながらも最後は「ドンッ」と勇気を出して飛び降りました。
「ソラ、頑張ったね」
と母と二人でそう声を掛けて喜びました。
それから庭に出るたびに、ソラは少し時間をかかりながら自分の力で段差を下りるようになりました。
それから数カ月経った日、その日は母とソラだけが一緒にいました。
いつもは寝てばかりで、歩くのがゆっくりだったソラが、突然部屋の中を走りだしました。
まるで昔の元気なころのように。
驚く母の姿に、ソラは何度も部屋の中を行ったり来たりして、嬉しそうに部屋中を駆け回りました。
ソラは走れることに嬉しかったのか、外へ出たそうにしていたので、母が準備をしていると、ソラは普段よりも勢いよく高くジャンプをしました。
そして着地した瞬間に「キャン」と大きな声をあげて、そのまま動かなくなりました。
それがソラの最後でした。
母からその話を聞いた時に、悲しい気持ちになりましたが、でも最後にソラは元気に走れる姿を見てもらいたかったんだなと思いました。
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神秘的な不思議な出来事
愛犬のソラが亡くなってから、それから家族で和歌山県の高野山に行きました。
高野山は自然豊かな場所の中にあり、とても神秘的な雰囲気が漂う聖域です。
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今回初めて高野山に訪れたのですが、ソラの写真を一緒に持っていきました
初めに大門に向かい、次々と寺院に訪れて参拝していきました。それから最後に奥の院に向かいました。
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奥の院はとても神秘的な聖地で、今まで見たことのない独特な静寂な雰囲気を感じます。ゆっくりと時間をかけて参拝してきました。
去年は、この道をソラも一緒に歩いていたみたいで、そう思うと少し悲しさも甦ってきますが、今は、ソラと一緒にいるような気持ちでいることで安心感を覚えるようにいます。
高野山に訪れ、新鮮な気持ちで過ごすことが出来て、身体も心も浄化されて来ることが出来て良かったと感じました。
ソラのことで悲しんでいる私に気遣って、誘ってくれた両親に感謝しています。
それから数日後、眠りにつこうとしていた時に、後ろか急に何かに軽く抱きしめられる感覚がありました。
初めは怖い!という感覚があったのですが、大きな腕の中で軽く抱きしめられる感覚はとてもあたたかく、次第に怖さは消えていき深い愛情を強く感じられました。
何かに自分が守られている感覚を感じたのです。それは本当に柔らかい感触で、あたたかい気持ちになるような感覚。
何とも言えないような、不思議な神秘的な体験でした。
この神秘的な体験を感じてから、辛いこと、悲しいことが今この瞬間あるかもしれないけれど、それは一時的な出来事に過ぎないと思います。
この瞬間はこれから変化していくものだから、気持ちを落とさずにマイペースに進んでいける強さを持つことが大切だと感じました。
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