なぜ、人は山に登るのか? vol.1 ~母だから 山に登る~
シンプルに 山に登るということ
をタイトルした。
なぜ、人は山に登るのか。
そんな哲学的な問いを
山に登る人なら誰しもが
問うたことがあるのではないか。
なぜ、人は山に登るのか。
そんなことをシリーズで書いていきたい。
(つれづれに言葉を選んで書くので
あまり、まとまらない文章になるのだけれど、、
読んでいただいたらありがたい。)
私にとっての答えは
一つは「学」学びの場、研究の場、
学校のようなフィールドであるということ。
一つは「医」医療の場、
不調を調和し、心身ともに
健康を育成する場であるということ。
そして、山を訪れるきっかけとなったのは
私が3人の子供を育てる
母親となったから。
これが間違いのない理由である。
「母だからこそ 山に登る」
ほかにも成長の場であったり、
願掛けであったり、、、いろんな理由が当たるだろう。
それが私が山を訪れる理由である。
毎回明確に山への答えを求めて
登っているわけではないのだけれど、
結果的に 山 というフィールドは
私の人生にとってかけがえのない
答えを教えてくれる。
私にとっても
家族にとっても
子供たち、
大切な仲間たち、
山というフィールドは
かけがえのない場所である。
それから「出会い」
毎回、山では豊かな出会いに恵まれている。
一時、私は山で囲まれた地域に暮らしていて
とても閉塞感に悩まされたことが多々あった。
山は出会いの場であることが
何よりうれしかった。
一人で山を訪れても、
子供たち連れて歩いても
仲間と歩いていても
山は出会いを招いてくれる。
今回はまず、母だからとテーマさせてもらった。
私が 山を訪れるようになったきっかけとなった本を紹介したい。
(私のブログではときどき紹介させてもらっている)
田部井淳子さんの言葉である。
雄大な山に入ると、気持ちも広くなり、
自分自身も大きくなったように思われます。
緑滴る森や霧が舞う谷、林の中を吹き抜ける風の音、沢の流れに自分の五感が動き出し生きていることを実感することができます。
高山植物の美しさとたくましさにはいつも感動します。
美しい風景を見るたびに、もっと早く来ればよかったと思うのです。
それが山です。
自分が悩んでいたことなどは小さいことだったとも思えて、
人にも優しく接することができるようになるのです。
自然が与えてくれるエネルギーのすごさを
多くの人にも感じてほしいと思っています。
次の世代を生み育てる女性は特に。
山の日の出や日の入りの荘厳さを見るたびに
地球の営みを感じ、一日一日を大切に生きようと思うのです。
キラキラ輝く瞬間をたくさん持つ生涯を
積み重ねて生きたいですね。
私たちが残せるのは自分自身の歴史だけですから。
(田部井淳子著 楽しい!山登り より抜粋)
今の時代は 子供を産むことも
育てることも 難しい時代に突入してしまった。
先日、山というフィールドと母性にあふれる話を
ブログにも書かせてもらったが、
山というフィールドが母性にあふれる理由は
オキシトシンの分泌を促すからだと
感じている。
自然のフィールド、
ほどよい肉体への負荷のかかる
登山という行為、
ほどよい低酸素状態等
細胞環境を整えるのに
登山、山を登るという行為そのものが
最適なのだと確信している。
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