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ローカリゼーション    地域の魅力 再発見 @乗鞍

私の住んでいる松本市内から西に向かって
車を走らせることおよそ1時間。

3000メートルの雄大な山並み
乗鞍」がそびえている。

乗鞍は独立峰で
おひとりさまの風格、
ずーんと佇んでいて、
今も生きている火山なのだが、

青い空にまだらになった
残雪の山が映え、
美しく 雄大さを見せてくれる。

今日の目的は
山歩きや登山ではなく、

乗鞍の生活に触れること。
乗鞍の集落にも学校や保育園があり、
子育てをしている家族もいれば、「暮らし」がある。

乗鞍で野外保育をされている方にご縁があって、
我が家の三兄弟たちも
乗鞍の子供たちと一緒に
一日遊ばせていただいた。

(写真:相馬さん)

乗鞍の土や緑、空の色は色濃く、鮮やか
エネルギーに満ち溢れている。

昆虫たちも数多く、翅の色など美しく、
飛び交う。
植物や動物、昆虫、生き物の多さは、
森の豊かさ、土や水、
空気の豊かさ、美しさを反映する。

乗鞍の子供たちやその子たちの家族と
一緒になって遊び、
話をすることで
生活が見えてくる。

我が家は三兄弟
(3歳、5歳、8歳)

学校や保育園にも我が家と同じくらいの
子供たちも通っていると聞いた。
どの学年に男の子が何人いて、とか。

当たり前だけど
子育てってどのフィールドでも共通事項だから、
とても 山の暮らしが
身近に感じられる。

子供たちの遊ぶ様子を見ていて
驚いたことは
先日訪れた朝日村の子供たちも
そうだったが、
山で暮らす子供たちは
植物の知識が生活の中に身についている

この草は食べられるとか
毒があるとか、
トゲがあるとか、
草笛になるとか。

母や身近な人たちが教えている。

虫の捕まえ方も スナップが利いていて
俊敏で 「さすが!!」である。

身近な木や草を使って基地をつくったり、
葉っぱで遊び場を飾り付けたり
木のつたで木登りをしたり、
ブランコにならないかな??とか工夫して

身の回りから
遊びを創造する知恵が
次から次へと沸いてくる。

無から有をつくりだす。
クリエイトする力。
没頭する力。

我が家の子供たち、
松本に住むとはいえ、
市内の子なので
乗鞍の子供たちから学ぶこと
刺激を受けること多々。

ときに、手足を擦りむいたりしながら
全身で体感する。

山村留学」というキーワード。
頭から離れない。
松本には山村留学という制度はなく
まだまだチャレンジ企画ではあるのだけれど。

なければ つくりだせばいい。

無 から 有をつくりだしたらいい。

コロナで県をまたいで 外に出なくなり
地域の魅力を再発見する
いい機会、

地元あるあるだけれど
地域の人たちが
地域の魅力、
山や自然の美しさ、偉大さを知らない。

雄大な自然風景の美しさにポリシーを抱けず
ダサいもの、古臭いものとして
若者は土地を離れてしまう。。。

子を育てる母として
魅力を
生き生きした子供たちの表情を
写真に収め、映像に撮り、配信することで
伝えていきたい。

カッコよさと、美しさが
子供たちの魂の礎となるよう。

それから、
こんな素晴らしい環境に
学校も保育園もあるのだから、
暮らし があるのだから。
廃校や廃園となってしまわないよう。
サポートしていきたい。

これから先、
どんな時代訪れようとも
私を見失わない場所、
私を取り戻せる場所、

いつでも子供に還れる場所がここ、
山村にある。
大切にしていこう。

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乗鞍の映像はこちら↓↓ (冬景色)

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