こんにちは。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
自治会の集会所での図書館兼コミュニティなんですが、やはり「自治会」という昔ながらの存在はなかなか難しいものがありますね。
例えば「PTA」とかもそうかもしれません。
わたしの個人の考えとして、もし誰かが「地域の為に図書館兼コミュニテイを作りたい。そのために集会所を使いたい。」と言ったら全然問題ないし、良いことをしているイメージなんですけど、そういう感じ取り方にならない方もいるんですよね。
なぜ??
自治会の集会所は、元は老人会の為に作られたそうで(集会所を作るために老人会を設立したと聞いた。)、これまで自治会と老人会が使用されていました。
ただし、自治会の年会費は、全戸から集められており、その集めたお金で自治会や集会所の運営、老人会や子供会への補助などに充てられている。
ということは、自治会に所属している人の共有資産であるとも考えられることから、地域住民のために広く開かれている図書館兼コミュニティは無償で使用しても問題ないのではないのか?と思うんです。
そこに不満を感じる人は、このコミュニティがもし使用料を払えば文句を言わないのであれば、有料もしくは会員制の閉ざされたコミュニティが出来ても文句を言わないということなのだろうか?
もし、有料もしくは会員制のコミュニティが地域に存在するとき、この会員と非会員に情報や暮らしのクオリティの格差が出ると思うんですよね。
もし、何か自然災害が発生して、近隣の避難所へ避難した場合、このコミュニティ内で日頃コミュニケーションを取り合っている人たちは、情報を共有し、必要な情報、物資などを連携して受け取ることができると思う。
コミュニティに入っていないと言うだけで、非常時に格差が生まれるというのは、わたしは個人的に好ましくないなと思う反面、やはり閉ざされたコミュニティがあれば、その中の知っている人たちが優先になってしまうのもしょうがないとも思う。
大規模な災害が起きた時、国や地方自治体が末端の小さな町まで支援を届けるのには時間がかかると思っている。
その間に、老人会だけで高齢者を守ることはできるのだろうか。
老人会は60歳になると自動的に加入するそうで、「若者(60代)にこれからは頑張ってもらわんと。」と会長さんはおっしゃっていたが、60代の方にとってはいきなり親でもない高齢者のお世話を押し付けられてもって感じではないだろうか。
なので、日頃からお付き合いがあれば、自然と関係性が育まれていくんじゃないかと思っている。
今週、総会があり、そこで決議が行われる。
きっと、反対派の人もいると思う。
正直『こんな反対を押し切ってまで、(ボランティアで)やる必要があるか?』と思わない訳でもない。
場合によっては、何もかも放り出して辞めてしまう可能性も無きにしも非ず(笑)
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こんな小さな自治会でも色々な人、意見がある中で、政治や企業、古い価値観のままの大御所がでんっとふんぞり返っているようなところでは、なかなか改革が進まないだろうなと改めて思った。
ある方が、「新しいからいい、古いからダメ、またその逆もしかり。
どちらにもいいところ、悪いところはある。
それらのいいところだけ、引き継いでいけばいいのではないか。」と仰っていて、そうできれば一番いいよねって思った。