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はじめに。

何故筆者がこのnoteを書き始めたか、と問うならば
答えは非常に簡単で、『 好きだから 』である。

『 好きすぎるから 』に他ならない。


第一作(所謂”無印”)がこの世に産声をあげて以来、すでに十年の歳月が経過しているのだが、今もなお色あせずにファンの心を掴んで離さない

【 オーディンスフィア 】という題名。
そして【 グウェンドリン 】という、物語のヒロインにして世界観の象徴。

      【 左:無印タイトル画面 】        【 右:レイヴスラシルタイトル画面 】

わたしの中で唯一無二の輝きを放つ最高傑作たち…。

なのにも関わらず。悲しい事に、この世にはこの素晴らしい世界観を掘り下げ、研究した書籍が存在しないのである。(所謂、ファンブックとか設定資料集的な奴。)

わたしは、オーディンスフィアのファンブックが欲しいんだ。どうして世に出ないのだ。グウェンドリン姫を舐め回すように常に見ていたいのだ。なのにどうして世に出ないのだ。持ち歩き用と保管用と、永久保存用との三冊、そして予備の二冊(破けたりお風呂で読んだりするかもだし…)は確実に購入する算段がたっているにも関わらずだ。何故この世界にはそれが存在しないのだ。(以下略)

【 :ちなみに"無印"及び"レイヴスラシル"の特典アートワークは、英語版も含めて、5冊はくだらない数が我が家の至る所に陳列されている。

ヒント:なんのため? 1.いろんな用途のため。2.見たいときに見るため。 】


おんとし三十路にもなろう筆者は、丁度『 マニアックかつ(若干、独りよがりなまでに)好きなモノを研究し尽くし、掘り進める事に快感を覚えるタイプのオタク 』の最終世代に引っかかり、ぷらぷらと垂れ下がってくる人生を送ってきた。

そう。いわば『 マ ッ ド オ タ ク 末 端 世 代 』出身の、いろんなモノ(主に人生)がこじれた女なのである。

とりあえず、好きなモノは研究したいのだ。掘り進めたいのだ。
穴があくまで見て、穴が空いた所を更に抉るくらいに眺めたいのだ。
ついでに最終的には舐め回したいタイプなの…(自重)


…を。


そうだ。そんな研究資料がないならば、作ってしまえばいいんだ。

【  : 待つんじゃない、行くの! 】

そんな気持ちで書き始め(てしまっ)たのが、このnoteな訳です。


純粋かつ、非常に真な(それっぽく”イノセント”とでも称しておこうか。)『好き』という気持ちは、


時折【 良質なストーカー 】を生み出すものらしい。


…なんというか、ストーカーって、大体、対象物の観察記録とかつけてるよね。


しかも、その( 良 質 な )ストーカーという存在が、世界の片隅で文筆業というものに若干手を出していた人物なのだから、目をつけられたオーディンスフィア及びグウェンドリン(そしてヴァニラウェアに、敬愛する神谷盛治氏)という作品は、ある意味、大変たまったものでないのだが、……出逢ってしまったからには、ありがたく、此方にてお命頂戴させて頂こう。

まあつまり、オニキス様もびっくりレベルの 良 質 な ストーカー…それがわたしという事で…。ね…。ふふ…。


さて。


勿論、わたしはオニキス様のように(?)愛している者に対して危害は加えない。

できれば、愛するモノや作品は、よりよい形で更に更に、幸せになっていって欲しいなあと考え、わたしのようにそれを愛する方々と、魅力について語りあったりできたらば、すごく幸せだなあと考えている。

それゆえに、『書く』という形で、愛を表現しようと考えた。


『 YES ! ペンは剣より強し。 』


対象のものを『もっとよく知りたい』と願いに願うような、そんな業は人一倍強い気質が故の、多方面角度『グウェンドリン姫』観察日誌。これがこのNoteだと思っていただければ、さいわいです。

…欲しいものがなければ作るのです。えいえいおう。


*  *  *  *  *  *  *

【 ち ゅ う し ゃ く 】

※ 1 .  このnote内で仕様している画像・情報は、自らの所有するゲーム本編にて、スクリーンショットを撮影したプレイ中画像(TwitterなどのSNSでシェアする事が許可されている範囲のもの)の切り抜き及び

一般的な検索エンジンにてワード入力を行えば出てくる程度の、世の中に既に多く出回っている素材を使用するように心がけています。(守りたいのは、大事な著作権・・・・)

また、なるべくゲーム本編の中核に触れるような内容をレビューする事も避けてはゆきたいと思っておりますが、どうしても愛について書きたい部分に関しては、気を配りながら記していくつもりです。

その上でお気づきの点があれば、遠慮なく注意を促してやってくださいませ。


※ 2 . このnoteに書かれている感想・考察の多くは、一個人(著者:繭)の主観における意見が殆どです。

公式の見解とは異なる点も多数存在し、また、全ての著作権は原作者様及び、(わたしの何よりも敬愛する)ヴァニラウェア有限会社様に帰属するものですので

あくまで『 いちファンのマニアックな戯言 』として読み進める事、ご理解の程 よろしくお願い申し上げます。


 この世で一番好きな一枚。 』

神谷 盛治 様

『 屋根裏展示会 』にて撮影許可されていたキャンパスアートです。