月蝕歌劇団・舞台『 男の星座 』〜 梶一太が教えてくれたこと 〜

2018年 3月16日(金)〜 3月18日(日)

ーーー この日!

木枯らしが吹く中、東京・ザムザ阿佐ヶ谷の舞台・客席には、のべ…何人かはわからないが、兎に角、満員(ありがとうございました)のお客様が集まっていた…( 略 )

30歳を迎えたばかりのわたしは、舞台の上から、この物語の主役『梶一太( 梶原 一騎 )』として、月蝕歌劇団『男の星座』の舞台を生きていた。


衝撃の主演決定・発表から、一太としての本番を生き切るまで。


わたしの人生における、大きな転機となった運命の季節について残す為に
このnoteを書いています。

会場まで観に来てくださって、直接お礼をお伝えすることが出来た皆様。
そして、遠くから応援して、見守ってくださった皆様にも。

心からの感謝の気持ちを残させて頂ければ、という想いでいっぱいです。



さて。


女であり、運動神経も0に近いわたしが
気骨と武術に優れた

『 漢 の 中 の 漢 ・ 梶 原 一 騎 先 生 』

の、青春時代を演じる事になった、衝撃の2018年の幕開け。

初めての舞台で、初めての主演。(…何よりも「梶原一騎!」)


さらには、本格的な芝居への復帰も10年ぶり、という
「はじめて」と「もう一度」づくしの年明けで

毎日胃が痛くなる程悩んだり、全く眠れなくなる程に緊張したり

普段、極めて温厚な筈の自分が、役に乗っ取られすぎて、殴り合いの喧嘩までする事になったり…などという舞台裏があったのは、(笑)


まだまだ、個人的には、記憶に新しい今日この頃です。

その「たいせつなものを忘れないように…」まとめている訳ですが、本当にあの稽古期間だけでも、いろんな事があったなあ。


『 役にめぐり逢う事・向き合う事は、

  新しい自分に出逢える事。 』


以前のわたしはお芝居をする時に「自分以外の人の人生を生きられるのが楽しい(…というか、自分が嫌いなのでほかの人になりたい。)」というような極めてマイナスな想いから、演劇の道を志していたのですけれど

男の星座を演じ切って以降は、そんなプラスの気持ちでやれるようになりました。

それに気づかせてくれたのは、間違いなくこの梶一太くんなんですよね。
これは運命だったんだなあ、と、しみじみ思っています。人生を変えてくれた作品、梶原先生。ありがとう。


この数ヶ月間は、永遠に忘れられない、わたしの基盤になる『何か』を遺してくれました。


それでは、拙い文章になってはしまいますが、

『 Mayula・談 』の梶原一騎人生劇場。

その記録を、どうぞ…

画面前の皆様も……感じとって頂ければ幸いです。

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