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初めての進級
保育園を2年間留年して来た花緒が、ついに進級することになりました。
先日3歳になり、普通なら2歳児クラスにいるはずの年齢の花緒ですが、本人の発達に合わせて今までずっと0歳児クラスに所属していました。生後2ヶ月で入園したので、3年近く同じお部屋に通っていたことになります。
まだ歩けない花緒が、1歳後半のトコトコ走ったりもする子たちの中にいたら危ないかな?とか、でもゆっくりなりにいろいろ興味も出て来たときに赤ちゃんと同じ生活では刺激が足りなくなるかも?など、管理者目線ではなく本人に寄り添って考えてくださり、「年度途中でも、花緒ちゃんの様子に合わせて進級を検討しましょう」と言われていました。
これまでは、基本は0歳児クラスで過ごし、ときどき1歳児クラスに遊びに行ったり、担当保育士さんと2人だけでお部屋を離れ、絵本のコーナーに遊びに行ったりなど、安全に、でも物足りなくならないように配慮して過ごさせてくれていました。
先日園長から「そろそろ進級してはどうかと考えています」とお話があり、今週前半は慣らし、後半からは本格的にお引っ越しすることに。昨日は食事以外はほぼ1歳児クラスで過ごしたようです。連絡帳には「0歳児クラスに帰ってくるとニッコニコの笑顔で、満足〜♪といった表情でした」とありました。お迎え時にもテンション高く、よく声を出していて、たくさん刺激を受けたことがよくわかりました。
園が変わるわけではないし、夕方の合同保育の時間や土曜日にはまた0歳児クラスで過ごすことになるのですが、送り出した保育士さんたちは淋しく感じるだろうなと考えると、わたしも淋しくて、そのことを考える度に涙が出て出てしまいます。
特に担当の保育士さんには、リハビリ(運動機能や食事の訓練)で療法士さんから教わって来たことを親よりもよく気にして試行錯誤してくださるなど、二人三脚でやって来ていただいて、本当に本当に感謝して止まないのです。
今日の連絡帳を書きながら、とってもセンチメンタルな朝でした。
#ダウン症
#保育園