まゆこの成長日記②オトコにお金を盗まれる、お金に困る、母の乳がん
「この家に住めているのは誰のおかげだと思っているんだ!」
「なに不自由ない生活をさせてやっているのに感謝のないその態度はなんだ!」
親にそう言われるたび、辛かった。
感謝が湧かない自分を責め、言い返しようもな事実に黙るしかなかった。
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心屋さんのブログやオープンカウンセリングでの同じように悩む人たちとの交流で、頑張りすぎを認め、頑張らない!を覚えた私は、生きる気力を取り戻してなんとなく元気になっていきました。
でもこの時って、両親と仲が悪いのは続いていてね・・・とりあえず自分が元気になるのが先だったから、仲直りに向けてすぐに動くのは難しかった。
ところがタイミングを図ったように、そこに着手しないといけない事件が起きました。
なんと、私、その時なんとなくどうでも良い感じで付き合っていた男性にお金を盗まれるのです。。しかも支払いのアテにしていた、なけなしの10万円くらい。
彼に会うと、なんだか1000円とか2000円とか余計になくなっている気がしてはいたんだけど気のせいかな?あれ?でも聞きにくい金額だな・・・みたいな感じでね。
あるデートの日。支払いの都合で他の銀行に移すために、お財布にたまたま現金がたくさん入っていたのですね。
昨日の夜色々ご馳走してもらったから、朝ご飯くらい出すわ、とお財布を見たらあるはずのお金が入っていなくて。。。
全部の疑いが繋がり、自分の中で「犯人はこいつだ!」ってなってね、
彼の目をしっかり見て、こう言ったのです。
「今日銀行に移そうと思っていたそれなりのお金がお財布に入っていないの。知らない?」
そうしたら、びくともしない表情で
「え!大丈夫?やばいじゃん!どうするの?」って言われてね。
これは相当な常習犯だと確信した。目を見て話しても動揺すらしない彼からお金を返してもらうのは無理なんじゃないかと、一瞬で自信がなくなった。
返してもらうのには相当心がえぐられるようなやり取りをしないといけない気がして、ショックでそれをできる自信がなくて。
その日を境に彼に二度と関わるのはやめようと、連絡を全て絶った。
警察にも一応相談したけど、現金は記録がないから調査ができない、って言われてね。
支払いに困った私は、仕方なく親に泣きついたのだけど
「これまで散々な態度を取っておいて、困った時は金の無心か!」と言われて更に絶望しました。(この相談の時に当時オープンカウンセリングやってたかとちゃんに知り合ってるw)
でも、なんかこの時には、これまでなあなあにして表現できていなかった親への不満をきちんと言葉にしなくちゃ。
わかり合うためには逃げちゃダメなんだ、みたいな気持ちがあってね、今まで言ってこなかったことをきちんと言ったのです。
「今の私たちがこういう関係なのって、本当に私だけが悪いのかしら?」
「いつでも、親という立場を使って、『どこが悪いか指摘してやるから、言ってみろ』みたいな態度の親に心を開けるはずがないでしょう?」
「申し訳ないけど、心が休まらず、今夜はこの家にいられないから出ていきます」
そう言って、そこから1ヶ月くらいの間、友達や親戚の家を転々とし、自分の気が済むまで親と距離を取ったのです。
家出をしている間、何度も電話が鳴りましたし、しつこいくらいにメールもありましたが、無視したり、返したり、帰ると言っても気が向かなければ帰らなかったり。
本当に初めて自分の好きなようにしました。
荷物を取りに帰り顔を合わせても、お母さんがトイレに行っている間に逃げるみたいに出ていった日もありましたね(笑)
そして、なんとなく気が済んで今なら話しても良いかなーみたいな気分が訪れ、帰るよと連絡をして、帰りました。
今、書いてても思い出すと泣いちゃうくらいなんですが、母がものすごいご馳走を用意してくれているんですが、顔がやつれてて・・クマがすごかったのです。
自分のせいでこんなに親がやつれちゃたというのをザマアミロ2割、罪悪感3割、悲しい5割。
あー私、お母さん好きなんだ、って思った。
何日も眠れない日を過ごしていたのかもなぁと思い、ぽつりぽつりと、自分の思いを話して。さすがにその日だけでは元通りにならなかったけど、これも一月くらいかけて、少しずつお互いに歩み寄った記憶があります。
とにかく「おはよう」だけを明るく言おう、そんな感じからスタートした。
そのあたりに、超早期発見の母の乳がんが発覚するのですが、その看病などで本当の意味で距離を縮めていくのでした。
なんか・・お金を盗んだ彼も母の乳がんもばっちりなタイミングで現れていますね(笑)
続く!
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