この仕事をしている本当の理由
私は2009年に米国登録栄養士になり8年に渡りロサンゼルスの病院で働いていました。仕事は安定していたものの、病院の環境が合わず、モヤモヤが続く日々でした。ヨガがきっかけで仕事を辞めて、現在はフリーでコーチング(カウンセリング)の仕事をしてます。
今の仕事の内容は食事と上手に付き合うための手助けをしています。ダイエットや体型で悩んでいる人に”やせないと”を手放して、心と体を大事にする本当の意味での健康を手に入れることを目標としてます。ヨガの理論に近く、Intuitive Eating(訳:直感的な食事法)といいます。
なぜこの仕事をしているかというと、まずはIntuitive Eatingの論理が正しいと思うから。病院の環境だと自分の意見はあまり関係なく、こうしないといけないからしてるっていうケースが多かったのです。(基本的にやらされる事が嫌いな性格なんです)
二つ目の理由は、米国登録栄養士の資格を持っているから。病院を辞めたときは栄養学から離れたいと思っていました。でも、Intuitive Eatingに出会ったときは、これなら100%の気持ちで仕事が出来ると思えたんです。
でもIntuitive Eatingのコーチングを提供している本当の目的は、
皆が自分らしく生きていける為
つまり、ヨガでも食事じゃなくてもいい。でも、たまたま栄養士だから、そして Intuitive Eatingに出会えたから、このアプローチで”自分らしい生き方”の手助けをしている。
健康と幸せを手に入れる方法は無数にあるはず。
でもこの時代はダイエットを繰り返して、失敗して、挫折している人が多くみられます。”やせたい”願いが日常に困難をもたらしています。”食”へのこだわりが強すぎて自由が奪われてしまう事もあります。
これが自分らしさ、生き方に障害を与えているという考え方です。
もし栄養士にならなくても、他の職についたとしても、別の形で”自分らしく生きて行こう”をベースにした仕事に就いていたんだろうな、と思います。