欲しいサイズで編んだサコッシュ

コツコツと編んだサコッシュが完成しました

パターン　オリジナル
使用糸　エクトリー　ボンドヤーン
使用針　かぎばり　7/0号
装飾　エクトリー　アイロン転写シート

パンドラハウス　イオンモールナゴヤドーム前店の生徒さんのサコッシュが完成しました。

私が使っていたスマホ用サコッシュをご覧になって、「作ってみたい」とご希望いただきました。

ボーダープルとスマホポシェット

この方はスマホをお持ちではないので、お財布とパスなどを入れる大きさにしたいとのことでした。

細編みだけで編む作品ですので、入れたいものに合わせてサイズ決めをして鎖の作りを目して、そのまま袋状に編み進めばいいので、ゲージとかいろいろ考えずに編み始めることができます。

ただ、細編みは簡単ではありますが、慣れてくるとだんだん編み目がきつくなり、幅が狭まってしまうことが往々にして起こります。

早く編み上げたい気持ちになって急いで編んだり、今のように暑い時に汗で糸の滑りが悪くなると編み目が詰まってしまいがちなので、出来るだけゆったりと編むことを心がけていただくようお声掛けしました。

仕上げはアイロン転写で模様付け

私の作品と同じ柄が良いとのとこでしたので、編み上がった後にアイロン転写シートで転写しました。

転写する前に編み上がったサコッシュの写真を撮り忘れてしまい、残念ですが、元々はアイボリーの無地なのです。

こちらは私が編んでいた時の写真です。
同じ糸でサイズを変えて編まれました。

こちらも私の作品の写真ですが、このようにプリントされているシートを乗せて、アイロンをかけることによって、熱でプリントの模様が編み地に転写されます。

初めての方にこの編み地のプリントは難しいため、今回は私がお手伝いいたしました。
模様の切り取り方やバランスをあれこれと相談して、裏表で印象の違う作品になりました。

アイロン転写シートは現在、ヴォーグのアートプリント講座受講者やファッションパーキー提携教室以外では市販されていない商品です。

やってみたい方はお気軽にお問い合わせください。

最初はマイクロファイバーハンカチや、フリースのマフラー、マスクなどの布小物から始めれば、ウエア、編み地へのプリントもできるようになって作品の幅が広がります。

材料費　1,100円～で体験レッスンいたします。