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『人生って〇〇に似ている』

日々起こる嬉しさや楽しさ、そして言葉にならない想い。           若い頃は言葉にできない想いをたくさん抱えて生きていた。          年齢や経験を重ねてある程度の感情や教訓は言語化できるようになってきた。   あくまでも個人の主観ですが...。

以前、私の会社に勤めていた社員さんが『春名語録』なるものを作っていて、  いつかそれをまとめて本にできる様にしてくれていたのを、少しずつUPしていこうと思います。

少しでもお役に立てましたら。

今回は、『人生って〇〇に似ている』について

これは人によって例え方が本当に色々とあるんだけど、            私は、川の流れによく似てると思う。                    川の始まりって山から湧き出た水が一箇所に集まり(沢)、一つの流れ(川)を作る。川の流れは、基本的には上流から下流へ、そして海へ。

上流と下流ではそこで生息する生き物も環境も変わるんですよね。

川の流れはその環境によって水路が決まる。土手なのか舗装された防波堤なのか。環境によって与えられる試練や抱える問題って違いますよね。1本の川の生態系を見れば、地点によって生息している生物も違うんです。

この川の例えから何を思うかと言うと、人生って豊かだな...と。笑

若い時は、支流と合流したり、激流になったり穏流になったり、日々変化が激しい。下流に行くほど、大きな変化はなくなり、沢の様に澄み切った水ではないけれど、「清濁併せ持つ」といった懐の大きさをあわせ持つ様になる。そして上流から海へと向かう途中で様々な仲間と出会う。最後は静かに大きくたくさんのものを抱きながら海へと合流する。そう考えると年齢を重ねることは、とても豊かになれるということを感じるのです。                        人は人生の分岐点で色んな人に助けられて生きている。「あの時、あの人がいたから今の自分は存在する。」そんな言葉を聞くのは、さほど珍しい事ではないと思うのですが、それらの積み重なりが川幅を広げる要因になるのではないかと思うのです。                                   

そこであなたに伝えたいのは、

今のあなたを支えてくれている人は、今の地点での仲間かもしれない。

と言うこと。これは決して悲しい話じゃなくて、相手が人ならば、相手にも流れがあって、いつかは別々の道を歩くことになるかもしれない。だからこそ、一緒にいて共有する時間を大切にしてほしい。そしてその時に学んだ事は、次に出会う別の誰かに伝えてあげて欲しい。仲がいい時もケンカした時もそれはあなたの人生を彩ってくれた豊かな時間。だから、さよならしなきゃいけない時は「ありがとう」で。今がどん底だ〜!って嘆きたい時もある。このまま時間が止まってくれれば....なんて幸せな時もある。全てひっくるめて「人生マルッと楽しめるパッケージプラン」。自分が想像する以上に、人生はとっても壮大で豪華なキャストで構成されている。今を楽しんで!

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