タクシーの仕事をしたいと思ったときに会社を選ぶポイント〜「稼げる」だけにまどわされない〜
実は4月の終わり頃から転職活動をしていた。
タクシー運転手の仕事は売り手市場なのか、募集要項を見ても、収入面や入社祝い金のことなど、良いところしか書いていない。
(そういうものかもしれないが)
それしか見えていないと、入社してから「そんなはずじゃなかった💦」と後悔することになるかもしれない。
いかに、説明会や面接のときに突っ込んで聞けるかが大事。
というのも、面接で私は5社ほど受けたが、それでも良い面の話しか出なかったから。
私は経験者として、今の働いている会社とどう違うのか?を比較したいのもあり、
「質問ありますか?」と聞かれたときに聞いた項目をあげてみた。
1️⃣事故対応について
自損事故含む、事故対応についてはかなり突っ込んで聞いた。
自分でどこまでやっていくのか?
給料なのか、ボーナスなのか、いくら引かれるのか、など。
相手からぶつけられる可能性もあるし、とっさの判断ってなかなか難しかったりするから。
その中で、違反の話も聞かせてもらった。
2️⃣勤務時間について
歩合の利率が高いかそれなりか、そのあたりも重要であるが、社内の平均の売上、その中でもどれくらいみんなが長時間働いているか、をみる必要がある。
というのも、大体の会社は、隔日勤務といい、一日で2日分働く形態をとっている。
だいたいの会社は、朝8時までに出庫するところが多い。
そこから、休憩3時間込みで、深夜の割増がつく朝5時まで乗って、そこから会社まで戻り、お金の精算と洗車をして帰る。
となると、朝6時くらいまで会社にいることになるので、かなりの長時間勤務になる。
残業はもちろん強制ではないが、割増がつく時間は乗らないともったいない!と昔ながらの形態を続けているところは多々あるのが現状である。
3️⃣売上と勤務時間のバランス
これは2️⃣にもつながるところではあるが、売上が良いことをうたっている会社はたくさんある。
しかし、いくら売上が良いが長時間勤務のところが多くある。
長時間働けば、売上がよいのは当たり前で、いかに短時間で効率良く働いているかが見どころなのである。
4️⃣通勤
これは、あるあるらしいのだが、通勤がきつくて通えず辞める人も多いのが現状である。
隔日勤務の長時間勤務に加えて、通勤の長さ。
うまく眠れず、頑張っていた人ほどやめていっているらしい。
近くに引越すか、そもそも近くの会社を選ぶか。
「稼げる」だけでとびうつらないようにしたいものである。