一期一会の会話とAI
タクシーの仕事をしていると、大きい病院に行くことも多い。
病院によっては、駐車場におじさんがいたりして、誘導してくれるところもある。
とある病院にいつもいるおっちゃん。
私は警備や誘導してくれるおじさんがいると挨拶するのだが、そのおっちゃんはいつも「今日も暑くなりそうですね。」とか一言添えてくれる。
そんなたわいもない話なんだけど、リアルだからこそできる話であり、ネット上では味わえない感覚だと思う。
いわゆる「袖ふれあうも多生の縁」を彷彿させる。
私はそういう会話が好きだ。
一期一会の会話であり、ほんの一言なんだけどでも心がほっこりするような。
シンギュラリティが起こる頃にはそういう会話はなくなるのだろうか…
ただ、昨日あった話。
某駅でお客さんをおろしたあと、あるおじさんが「あいてる?」と声をかけてきた。
私が「どちらまでですか?」と尋ねると、「一番近くの○ープ○ンドを探しているんだけど」と言われ、はてな('_'?)になってしまった。
(会社に戻ってから男性ドライバーに一番近くってどこなのかを聞いてしまった(笑))
まさか女性ドライバーにそんなことを聞くとは思っても見なくて、そしてわからないこともあり、私は「そこのタクシー乗り場にいるタクシーならいつもここにいると思うので、そちらで聞いたらわかると思います。」と言って、おじさんをタクシー乗り場に向かわせた。
そういう話なら、AIはすぐ答えてくれそうだね(笑)