女の人が運転が下手なのは本当なのか?
一概に女の人がみんな下手ではないのは承知の上で、今回のタイトルのところを検証してみたいと思う。
女の人でタクシー運転手もいるし、なんなら大型トラックを運転している女の人も見かける。
コンクリートミキサー車を運転している人も。
じゃあなぜそう言われるのか?
というのも、私がタクシー運転手になってからよく聞くフレーズがこれだった。
元トラックの運転手、
バスの運転手だった人、
なんなら、同性のおばちゃんからも。
私が日々乗務しているときに気づいたことは、
だいたいそのフレーズを聞くのが、すれ違うのがギリギリ、またはどちらがよけないとすれ違えない細い道路なのである。
しかも、そういう時に限って乗っているのが、日産のセレナ以上の大きな車。
ベルファイアとか。
しかも、朝夕方のみんなが忙しい時間帯。
もちろん、ママたちも忙しいが。
それに、まだ端っこに避けられるのに、真ん中よりで止まっているから、通学の自転車も通れないこともしばしば。
仕事で車を運転している人たちは、ある意味勝手がわかっているので、端によければスイスイ行ってくれるし、通りやすく避けてくれたりする。
それでも通れないから、イライラしてしまうのだろう。
ただ、そういう狭い道に限って保育園までの抜け道というか近道だったり、そもそも通らないと行けない場所だったりすることもあるから、一概に誰が悪いとかはなく、お互い様なんだと思うが、一番忙しい時間帯だけに、思うことがバチバチしてしまう。
「袖触れ合うも他生の縁」という昔の言葉のように、もうほんの少しの気遣いがあれば、このような言葉も少しは減るのではないかと思うのである。