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ナンパしてるようにしか見えなかった話

とある週末の夕方、お客さんをパチンコ屋の前でおろしたときに、声をかけられた。

パチンコ屋から家に帰る二人。

どうやら一人はパチンコじゃなく、飲み屋で飲んでいて、タクシーを探していたらしい。

たまたま家が近くだったようで、話も合って一緒に帰ることになったらしい。

50~60代くらいのおばちゃんと30~40くらいのがたいの良い兄ちゃんって感じの人。

おばちゃんはよくしゃべった。

パチンコしているときに、常連の人からもらった惣菜を兄ちゃんにあげたり、大根をたくさんもらったから、もらってほしい、家まで取りに来てと言っていた。

兄ちゃんタジタジ…

他にも家族構成や仕事何しているのかなど、根掘り葉掘り聞いていた。

聞いている方からしたら、おばちゃんがナンパしているようにしか見えなかったくらい、積極的で、家に来てって何回も言っていた(笑)

おばちゃんは父親と住んでいるようで、パチンコしか楽しみがないのか、兄ちゃんと話しているときは、目がキラキラしているようだった。

人間模様がおもしろすぎた、小雨ぱらつく寒い日の夕方だった。

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