親の愛は大事。こどもにどのように…
こんにちは😊 コーチング・マームの三浦真弓です。
子育てにおけるご相談を承っています。
夏休み後半は、いよいよ受験シーズンになるにあたり、保護者さんが気にされていることや、長い夏休みを過ごして、また、学校が始まることに不安な様子を見せているお子様への対応、などの内容のご相談が増えました。
受験のお悩みも、登校不安に対すお悩みも、お子様の様子は一見同じような状態であっても、家庭のご事情がそれぞれ違うので、じっくり、様子や背景、保護者さまのお考えなどを聞かせていただきます。
すると、もう、それは「親の愛」だね。ということが、たくさん登場します。
例えば…
*少しでも、偏差値が高い学校に合格した方が、その先の進路や就職において、有利なのではないか?選択肢が増えるのではないか?
*少々、過保護な自覚はあるけど、○○くらいはしておいてあげれば、子どもが勉強時間を有意義に過ごせますよね。
*親の意見と子どもの意見がすれ違っていることもあるけど、この時期に強く言うのは、プレッシャーになるだろうから、控えた方が良いと考えています。
*学校で困っていることがあれば、はっきり言ってくれたら、いくらでも解決法を一緒に考えたり、先生に伝えたりしたいのですが…(言ってくれません)
みたいな。
お子様に対しての愛が、バンバン伝わってきます💗
こんなに色々考えてもらっていて、お子様たちは、愛されてるね。とも思います。
ただ…
ちょっと、一呼吸置いて欲しいのは、そのたくさんの深い愛を
*お子様は受け取りたいと思っているか
*その量は適切なのか
*受け取り方法に希望があるかもしれないな
ということがございます。
「上の子は、この時期をこのように過ごしてきたんですよ!なのに下の子は…」
と言われても、上のお子様と下のお子様は、それぞれ、別の人ですものね。同じ親から生まれたと言っても、全然違って普通です(似たようなタイプの場合もあるでしょうが)。
ちょうど、受験期にもあたる、小学校高学年から高校生のお子様は、思春期・青年期の時期です。自分自身が、どのような大人に成長していくのか、自分はどのような大人になりたいのかを、もがきつつ考えて行く時期。
親との距離感も、今までとは変えたくなる場面も出てきます。
「そんな!それは親としては、悲しいわ…😭」
と言われる方もいらっしゃるのですが、それは、お子様の心の成長としては、必要なことなんですよ。
たくさんの親の愛、深い愛、暖かなまなざしは素晴らしいですし、そうした保護者さまに育てられたことも、お子様はいつか、誇りに思われることでしょう。そして、そのことに、感謝する日も来るかも知れません。
ただ、今はね。受験が目前だったり、久しぶりの学校への登校にやる気が起きなかったりという、現実はあります。その姿を見て
「サボってる?」
「親に、反抗してる?」
というネガティブ思考になるのではなく、
「今は、そういう時期なのかも…」
という気持ちで、お子様に届ける愛の形や量、タイミングを工夫して欲しいのです。
決して
「親として、こんなにしてあげてるのに~!」
ではないです。それは、自分のためにしているように見えます。お子様にとって、受け取ってもらいやすい親の愛の形、量はどれくらいでしょうか。そして、それを渡すタイミングは…
工夫してみてくださいね。
一人では考えられない!ということであれば、ご相談にのりますよ。
また、この年頃のお子様の心の成長と、保護者の関わり方については、こちらでお伝えしています。この時期の見守り方をしり、見守って行けたら、お子様の将来の進路選択の思考を理解することも、しやすくなります。