戦わなくてもいいのだよ。
ビジネスだったり仕事をするとき、つい戦いモードになってしまう人がいるし、昔の私もそうでした。おそらくは「認められたい」という自己需要ができていないので周りに求めてしまったり、いつの間にか無意識に周りに対して説得モードになってしまったりするのだと思います。
だけど、戦いモードで失敗するのは自分自身なのですから、戦わなくてもいいのだなぁと今は思います。
自己啓発の件も、多分ほとんどが意味がなくて(自己需要がなかったら特に)結局は戦うモードになってしまうのかもしれません。
ヴェーダーンタを学ぶと手放すことの大切さに気がつきます。「明け渡す」というものです。自分で何かをしているのだという思い込みがなくなったときに、傲慢さが取れて戦いモードは消えます。
もちろん、うまくいかないなぁというときもなくならないわけでもないですけれども、戦いをする必要もないのだなぁと。
Twitterを使っているのですが、ビジネスに使う人も多いので(私もヨーガについて書いたりするので、完全に自由というわけでもないのですが)うっかりすると戦いモード頑張りモード満載のタイムラインになっていることがあります。謎のコンサルさんの言葉とか(笑)だけどそんなことより、自分が自分にくつろげる方がよっぽど大切なのです。そこがなければ何をしていても落ち着かないし、くつろげないし、自己需要がないまんまになってしまいます。あるがままで幸せなんだよと言われてもなかなかそう思えないかもしれませんが、実際アートマーの私はそうなんですよね。
(繰り返し繰り返し聖典の言葉を聞いてディスカッションすることで気がついてきます)
誰かと戦わなくても、競わなくても、勝ったり負けたりするというのも実はマーヤー(幻想)ですし、実はあなたと私は変わることがないのだということに気がつくことでとても楽になるのだと思います。
と言っても、無知によって分かれたものの見方になっている人がそばにいたり、完全に分裂した考えになっている人が近くにいたらなかなか思えないこともあるのかもしれませんが、ちょっとずつちょっとずつ気がついていく、認識の変化を楽しむことが大切ですね。