フワちゃんという人物
いろいろなことがあってフワちゃんの事件から心がざわついて仕方がなくなった。死んでくださーい!というポップな言葉が頭から離れない。
みんな子供の頃、一度や二度はいじめられた経験があるだろう。その、何かにはまってしまった。忘れていた感覚。それを思い起こすには十分だった。
誤爆だったのかどうかはわからない。だけど、きっと思っていたことなんだと思う。アンチコメントがどうとか書いてあったけど本当にはどうにも思えなかったのは今までに過去2回も嫌いなんだろうなあとわかるちくちくしたツイートをすでにしてしまっていたからだ。そりゃあ、確執はないんだと思う。きっと一方的に嫌いなんだろうから。
芸能界は女性は特に入れ替わりが激しいし、きっと仲良しの若槻千夏さんと同じように分析して研究したのかもしれない。そうしたらきっと自分と同じ枠に「やすこさん」がいるということに気がついてしまったんだろう。
破天荒に見えて、自分のプロデュースを完璧にしてきたであろう自分の枠に新しく入っていく人を好ましく思えないというのはわかる気もする。それが人間というものだから。(かつてローラさんのいた場所に滝沢カレンさんが入ったような気もする。もう路線を変えてきているから少しずつ変わってきているけど)
わたしはフワちゃんって前から・・・と思ってた、ということではまったくなくてイエローカードが何枚ももうたまった状態だったんだと思う。
だけど、持ち前のガッツときっと本人と直接接すれば、他の色々な仲良くされている芸能人は何か持ってあまりあるほどのインスピレーションや受け取るものもあるのかもしれない。
だけど、フワちゃんはあるときから一般市民、素人と自分に明確な線引きをしたように思う。芸能人と一般人。大御所には破天荒だけど裏では礼儀正しい後輩として接する。芸人さんの中ではわからないけれど初めの頃は芸人さんとも楽しそうだったように思う。芸人さんの方が新人類を羨ましがっている感じすらした。しかし、なぜかヤフコメで異様に叩かれていて、遅刻は良くないなどなど、自分の会社にでもいるかのように書かれていてちょっと不憫でもあった。そこらへんからなのかよくわからないけれど、街では話しかけないでほしいといいだして「あれ?」と思った記憶がある。youtubeで色々な人に話しかけていなかったっけ?自分が大御所にぐいぐいいくのは良くて、一般の人は話しかけてもいけない存在になっちゃった?!
そこら辺から明確な一般市民と私は違う、という感じが漂うようになっていって初期の勢いがあって面白いという感じではちょっと見れなくなっていった。だけど、エアロビもプロレスもプロ根性があるというか、瞬発力があるし見る人を感動させる何かがあるように思えた。
プロレスなどは、有田さんの力もあったかもしれない。
大御所というのは、ペコペコされるよりも距離が近い方が嬉しいと思う。ペコペコされている理由もわからないし(お金があるから?権力があるから?)きっと可愛いんだろうな、と動画で見ると思っていた。だけど、きっと一般人と絡むことは彼女がどんどんとキャリアプラン?を積んでいく上では邪魔でしかないでしょうから、話しかけないでほしいという感じで、
さらにはファンとアンチというように線引きが起きていった。
私はファンでもないしアンチでもなかった。すごいなぁとも思ったしいっぱいテレビに出ていたときには体力とか大丈夫なんだろうか?などと思ったりした。ときどき芸人さんが愛を持って叱っているのをみると少しずつ芸人さんにも受けいられているんだなと思ったけど、「どうしてもなおらない」といういろいろなことは周りに迷惑をかけていないんだろうか?と勝手に心配になったりもしていた。
ラジオは、お試しの回にきいてあまりにもうるさ過ぎて(ごめんなさい)それ以上は聞けなかった。
ファンとアンチ。一般人と芸能人。本当はそこのところはグラデーションであって線引きはできないし、自分が芸人、youtuber、そしてタレントになっていく過程でyoutubeの初期の頃は積極的に見知らぬ人にも絡んで同じ目線ではっちゃけて、予定調和を壊していく元気の良さがあってyoutubeをたまにみていた。すごいなーはっちゃけてるよ!編集もしているのか、すごいところもあるんだな、変わってるけど。とそんな調子だったけど
指原さんなどと一緒にいるようになり、少し美容にも目覚めて綺麗になり、ファッションも意識し出したあたりで「あれ?芸人ではないのかな?」と感じたりするようになった。一般の人とと自分が明確に違うというものをみている側は如実に感じるようになったと思う。お金も持ち始めて、どうやら衣装以外のファッションが「ザ・芸能人」になっている感じがした。
一般人の隠し撮りは直ちに消させて自分は勝手に他の芸能人の写真を撮る。
フワちゃん?!あれ?そんな人だったかな?!
人懐こくて誰にでも元気を与えてくれる人じゃなかったんだっけ?
元気はもう売り切れた?!
タレント、で生き残るというのはすごく難しいことだと思う。運とかコネとか縁とか、作品とか、色々なものに恵まれないと難しい。きっとだから大御所で周りを固めた。あとは仲の良い友達で十分さ。一般人なんてもう興味ねぇ、と言う感じかもしれない。
英語もできるみたいだし、思ったよりしっかりしていて国の仕事もしちゃって、googleなどの大型案件もするようになった。もともと海外思考だと言っていたし、彼女のプランは順調順調、一般人なんてもう絡む旨味は1ミリもない。今度は日本でのしあがっていったように海外の一般人と仲良くする動画を作っていって同じように海外にいっちゃおー!みたいな感じだったかもしれない。
頭の回転も早くて、初期の頃にはできなかった受け答えもできるようになったけど、どこか彼女のペースでという型があってアドリブみたいなものは言えない気がした。それとも新世代だったから私が理解できないだけなんだろうか?(だけど年齢は二十歳なわけではないからやっぱりそのノリがわたしにはわからなかったんだろうと思う。時々言っていることが全くわからなかったような気がする。)
彼女は色々な答え合わせができるようなヒントを私たちに与え過ぎてしまった。本当は全く反省していなくても反省したふりができる文章を書けるとか、3回書くとか(今のところツイッターに書かれている文章は合計3つだ)悪口と陰口が一番楽しいとか、自分で喋り過ぎている。
今日オリンピックを見ていたらくりぃむの上田さんが司会していて嫌でもフワちゃんが浮かんでしまった。姪っ子のように可愛がっていたフワちゃんがこんなことになってどことなしか寂しそうに見えた(プロだからきっとそんなことはないんだろうけど)。
だけど、私が思うにフワちゃんはファンでもアンチでもない普通の一般人が自分のファンになるかもしれない可能性は全て捨て去り、芸能人とだけ関わろうとすることがこんなに色々なリスクになるなんてかんがえてもみなかったじゃないだろうか。なんか政治家みたいだね。きっと野心家だったんだろうな。裏方の人には優しくなかったんだろうか?本当に遅刻ばっかりしてたんだろうか?決定的なミスを防ぐために、守ってくれるスタッフがもっといたらよかったかもしれないよね、と思う。時間を嘘でも1時間早く言ってくれるとか、余裕のあるスケジュールを組むとか、疲れそうなら間にマッサージを入れるとか、如何様にでもできたと思う。
(私もヨガの先生になるまでは遅刻が多かったんだけど、ヨガの先生は遅刻すると誰も教える人がいないしペナルティもある。お金が減るのは嫌じゃん?なんてことをしているうちに遅刻をしなくなったのです 笑
どうしても遅刻しそうだった時は友人が早めに時間を設定してくれたり、どの車両に乗ると早いとか色々指示出してくれたこともあったな、懐かしい!)
彼女は自分がデジタルネイティブであるという自負もあったと思うけどSNSにアップする前に誰かがチェックするということをしてさえいれば防げたことのようなきもする。
彼女が本当になにか才能と実力があるならyoutuberとして海外にいけばいいと思う。それで挑戦するのがいいんだと思う。
私はヤフコメのアンチでは全くないし、彼女はすごいところがある人だよね、と素直に思う。人間らしいなと感じるところもある。だけど、悪口をSNSにかいちゃうというのは不安だったんだろうな、悪口は陰口を言うことでストレスや不安を緩和していたんだろうな。一杯一杯ありとあらゆる悪口言ってたのかな。悲しいな。言ったことというのはもちろんかなりダメなことだし、番組がなくなったりCMがなくなるのも当然かなと今回は思う。
と同時に芸能界って大変なんだな、と思う。だって、もともとそう言う人じゃなかった気がするんだよね。youtubeで見たときにはただ、明るくて元気一杯なちょっとクレイジーな女の子だったじゃない?だけど夢を実現させていただく過程で少しずつ何か変わっていってしまったんだと思う。(ひょっとしたら本人は何も変わってないのかもしれないけど)
作為的なものはいつか壊れちゃうし、損得だけで人間関係を構築したらそれも絶対にいつか崩れちゃうと思う。私はきっと人生で会うこともないだろうフワちゃんのことをこんなにもかいてしまうなんてやっぱり影響力がある人、インフルエンサーなんだと思う。
だからなんだと言うこともないけど。人の生き死にをギャグにするって言うのは本当によくないものだし、許されないね。他にも言ってる人いるじゃない、というかもしれないけど、毒舌が売りの芸人と元々「ハッピーで元気のアイコン、ポジティブの象徴」だったはずの人から発せられる陰湿な言葉というのはだいぶインパクトが違う。
結論もないけど、言葉には気をつけないとね。わたしもあらためて。