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今年よく聴いたアルバムを書き出す枠〜2021年版偏愛の極み

こんにちは。マユチェルです。
音楽を作ったり、アレンジしたり、忘れかけた頃にSEを作ったりしています。

今年も残り少ない日々となりました。

いやー、今年もたくさん曲を作りました。
そして、たくさん配信アルバムがリリースされました。
年末にはリリースされた曲をBGMにした動画もUPし、皆さんにお聴きいただく手段も増えました。
(私のチャンネル以外でも、Youtube Musicで聴くことが出来ます)

昨年「今年よく聴いたアルバムを書き出す枠(偏愛の極み)」という記事を書いたのですが、今年も聴いたアルバムの中から、特によく聴いたものを備忘録的に書いていきたいと思います。

なお、2020年同様、今年リリースされたアルバムとは限りません。
あくまで私が今年よく聴いた、というアルバムですのでお間違いのないように。

ちなみに2020年版↓



その前に・・・

2021年の音楽シーンにおいて、これは言わなければならない! という出来事があります。

それは、よくアルバムを聴いたり、Liveに行っていた偉大なミュージシャンが、若くして次々に他界してしまったということです。
特に大好きで大尊敬しているピアノストが2人も亡くなってしまい、もうLiveにも行けないし、新譜も出ないんだと思うと、本当に悲しいです。

ひとりは、世界のジャズ界を代表するピアニスト・キーボーディストであるチック・コリアさん
2月に他界しました。
直前までソロアルバムを出したり、Youtube Liveを頻繁に配信していて、いつも楽しく拝見していたこともあり、本当に信じられませんでした。
スパニッシュなサウンドが大好きでした。

もうひとりは、昨年の「今年よく聴いたアルバムを書き出す枠」でアルバム紹介もした和泉宏隆さんです。
4月に亡くなりました。
元T-SQUAREで、慶応高校時代からのユニット・PYRAMIDなどでもピアニスト・キーボーディストとして素晴らしい演奏と曲を私たちにもたらしてくれました。

その他にもドラマーの村上 “ポンタ” 秀一さん、ギタリストの和田アキラさん(いづれも3月逝去)など、特にジャズ・フュージョン界の重鎮が次々とお亡くなりになり、60代や70代という若さもあって、悲しい年になってしまいました。
しかし、偉大な方々の作品はいつまでも残ります。
曲を流せば、またチックや和泉さんに会えます。
それって、とても幸せなことですよね。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

では、ここから私が今年よく聴いたアルバムを書き出していきますね〜!
(チックや和泉さんたちのアルバムは聴きまくっているので、それ以外でリストアップします)



From the Fires


グレタ・ヴァン・フリート
(2017)

「Led Zeppelinの再来」と言わているグレタ・ヴァン・フリートの、2019年グラミー賞最優秀ロックアルバム賞を獲得したアルバムです。
今年もアルバムを出していて、それももちろん聴いていますが、このアルバムの2トラックめ『Edge of Darkness』が、オリックスバファローズのタイラー・ヒギンス投手の登場曲であることに気づき、また今年になってよく聴くようになりました。
ちなみにヒギンス投手は2021年期をもってオリックスを退団しています。


In My Words


堀秀彰トリオ 
(2010)

1トラックめ『This is New』からもう、聴いていてシアワセな気持ちになって、楽しくなるアルバムです。
疾走感や華麗さが、聴く人を元気にしてくれて、「音楽ってサイコーだな」と思わせてくれます。
3トラックめの『Form』なんかも、クールでかっこいいです。


This Is Honda


本田竹曠トリオ
1972(LP), 1994(CD) 

ジャズピアニスト・本田竹広さんの「本田竹曠」名義のリーダーアルバムです。
1972年にLPとしてリリースされ、1994年にCDとなり、今現在はサブスクでも聴けるようになりました。
6曲のスタンダードジャズをピアノトリオで演奏したアルバムですが、これぞジャズ!といえる名盤ではないでしょうか。
きっと、お兄様お姉様たちはずっとずっと聴き続けてきたんだろうなー。


Day Is Done


ブラッド・メルドー 
(2005)

ジャズピアニストのブラッドメルドーの、もう20年近く前のアルバムです。
ビートルズの『Martha My Dear』と『She's Leaving Home』をカヴァーしているんですが、新解釈に腰を抜かしました。
『Martha My Dear』なんか、別の曲かと思いました。
なぜこんな素晴らしい解釈と表現ができるのか。
天才です。
8トラックめの『Granada』が、シブくて好きです。


Piano Sings


はらかなこ
(2021)

昨年もリストに入っていた はらかなこ さんの2021年の新譜です。
全編はらかなさんのピアノソロです。
どの曲も、癒され、ジーンとします。
特に5トラックめの『ながれ星(Piano solo ver.)』は、昨年リストアップした『Circle』にも入っているのですが、ピアノソロバージョンがまた、心にグッときます。


以上5アルバム、ヘヴィロテでした。


いつもは年末感もなく、大晦日の紅白あたりからやっと「年末だな〜」と実感するのですが、今年はなんかモロに年末を実感しています。

今年もこのnoteを読んでくださったり、曲を聴いてくださったりして、本当にありがとうございました。
来年も変わらず活動していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

では、良いお年を!

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