畑から学ぶ!心と栄養の世界⑥発酵と腐敗
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この世界の【分解作用】を
分類する一つの考え方に
「発酵」と「腐敗」
というものがあります
どちらも物質が、別の物質へと
分解されていく仕組みなんですが
明確な境界線は実はなくて、
「人間に有用かどうか」という視点で
発酵とか腐敗とか呼んでいます
例えば発酵食品
味噌、醤油、納豆、キムチ、ヨーグルトなどは
健康にいいとされているよね
それは、発酵しているから!
これは農業の分野でも同じで
有機農業では「発酵堆肥」を使いましょう
ということが言われています
つまり「植物にとって有用な分解が行われた堆肥」を使って
植物に栄養を吸収して成長してほしい
ってこと
もっと簡単に言ってみましょう
▶︎規則正しく分解されていくことを「発酵」と呼びます
▶︎形が崩れた分解を「腐敗」と呼びます
規則正しく分解するというのは、部品が壊れないように、解体するイメージです
つまり、そのは部品は一度壊しても再利用できるということ!
発酵は、加水分解です(詳しくは前の②の投稿を見てね)
水が入ると液体に、水が抜けると固体になりますが
変化しても部品が壊れていないままなので
再結合すれば、再び栄養になることができます
逆に、部品がでたらめに壊れると元に戻せなくなります
これを「腐敗」とよんでいます
一度形が壊れて分解したら、2度と元に戻りません
一度腐敗したら、発酵に戻すことはできないんです
そしたら、完全に元素に戻るまで腐敗の分解を続けることになります
腐敗した物質を、植物が吸収すると毒になります
人間も、腐敗したものを再利用できません
こわれた部品を体の中に入れると細胞が壊れてしまいます
そして、植物や人間にとって毒になるような物質は
虫や菌たちのご馳走だったりするので
腐敗したものを畑に入れると環境がものすごく悪くなる
だから、畑に腐敗したものは入れちゃダメ!
畑という視点で見たら、腐敗はNGってなるけど
この世界に腐敗を分解してくれる存在がいることには
ものすごく感謝🙏
そうじゃなかったら、この世界はゴミや死体だらけになっているはず・・・
ありがと〜
「命は複雑で
面白いですね〜」
続く
12月11日土曜日20時〜
畑から心へ繋がるお話、トークライブします!ご参加お待ちしています💓
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