畑から学ぶ!心と栄養の世界⑤植物と虫
畑から学ぶ!心と栄養の世界⑤植物と虫
「植物の歴史は、実は虫との戦いの歴史でもあるんですね〜。」
植物についての講義が続く
「5億年前に、海から陸上に植物が上がってきたとき
植物を食べたい虫は、植物を追いかけて陸に上がってきた、
そんな研究があります。
虫は食べたい、植物は食べられたくない。
この攻防戦が5億年続いているわけです」
虫、植物のこと大好きか!!!!笑
5億年も追いかけているなんて・・・🐛
「植物は虫が食べられない物質を作れるように進化して
虫はその物質を食べれるように進化する
その繰り返しをしています」
「植物がブドウ糖から始まり
いろいろな物質を作り出すわけなんですが
最終物質は、虫に嫌がらせをする物質や毒を作っています。
ビタミンの仲間だったり、色素のカロテノイド、カテキン、脂肪酸、リグニンなど
これらは人間にとっては栄養や薬になる物質が多いです」
なんと!
「人間はというと、これは植物と仲がいいわけなんですね〜。
なぜなら、一緒に進化してきたからです。動物もそうですね。
仲がいいとはどういうことか?
【植物が体の中で作る免疫システム】=例えばビタミン
これを人間は直接植物を食べることで、
そのまま自分の免疫システムにできちゃうんですね。
面白いでしょ?
新鮮な緑黄色野菜
食べたら元気になるでしょ〜」
これは驚き!
私にとって必要なビタミンでも、
別の生物にとっては毒になり得るということ。
例えば植物が作るビタミン
これは免疫として機能していて
野菜にビタミンが豊富であれば
小さい青虫などは野菜が殺してしまうというわけ。
植物の外壁に使われているセルロースも
虫には分解できない=食べることができないので
元気な植物は外壁を厚くすることで
虫や菌から身を守っている。
誰かにとっての栄養は
誰かにとっての毒になる
この世界で永遠に循環する分解と生成が可能なんであれば
自分が嫌いなものや食べれないものは必ず誰かのご馳走というわけだ
植物、動物、人間と
虫、細菌、ウィルス類などは根本的に住む世界が違うのか。
ふむふむ。
続く
12月11日土曜日20時〜
畑から心へ繋がるお話、トークライブします!ご参加お待ちしています💓
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