マタニティにじみ絵ワークのはじまりの話②
彼女が満足して筆を置いた途端に、、、
お腹の人も満足したかのように、陣痛が来たのだ!!
彼女は2人目の妊娠だったので、直ぐに産まれるわけではない事を知っていたのと、我が家と彼女の家の間に丁度よく助産院があったので、助産院に連絡をし、一旦落ち着いてから帰って行き、その日の夜に無事出産したそうだ。
その時、最後に描いた絵は、瞑想状態になっていて意図せずかきあげたのだが、胎児がホームランサインをしているような絵だった!!まるで、お母さん行くよ!用意はいい?と言ってるみたいだね!と、2人で笑ったあとに、胎児のノック、、、陣痛がやってきたのだ。
その一部始終に立ち合った私は、今まで当たり前にやってきた絵を描く行為とは全く違った作品と、制作風景色の瞑想に、自分で用意しておきながら驚いたし、すっかり魅了されてしまった。
その日から、今の今まで11年の間、延べ500人以上の妊婦さんと胎児さんの制作に立ち会い、時には アートセラピストの方々や、産後のお母さんや不登校の子など様々な人達のにじみ絵の具を使った色の瞑想に立ち会ってきた。
すると、描き出した絵にはある特徴や傾向があることが解ってきたのだ。。。
人と関わるのが苦手な人の絵
人と関わり過ぎてカオスな人の絵
時には、出産予定日を過ぎがちな人の絵
陣痛を起こしにくい人の絵、、、、、、。
③に続く。
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