夏至の光が届いたよ

夏至のエネルギーが強い梅雨の早朝
娘は私の身体から飛び出して産まれてきた。
自分の身体から人間が飛び出してきた体験は今も色褪せることがない。そんな娘も今日で12歳になる。
娘が産まれてきた次の年の震災の日に
ひょんなことからはじめた
妊婦さんの安産のための　アートワークは
助産院を中心に、産後のお母さんやお父さんまで
幅広い方々に受けてもらい速12年目。
1000人以上の心と身体と絵画の関係を観察させてもらってきた。
ぬらし絵を中心として、手探りで観察し工夫してきた
独自のぬらし絵のアートワークは、
ある一定の効果と傾向がわかってきたので2年前からちょくちょく学びにでるようにしている。
そんな娘の誕生日の今日、初めて　
日本で芸術療法を実践し続けている先生の
講座を受ける機会に恵まれた。
長年実践することで観察してきたデータと結果は沢山あるのだけれど、自分以外の方達の実践内容や結果を聞いたり見たりしたことがなかった。だからどこか、自分の中だけにとどまっていたのだ。
しかし、今日は天からハナマルをもらった気分だ。
嗚呼、間違っていなかったんだと肚の底から悦びが湧き上がってきた。
自分の中で便宜上分類するために、名前をつけてきた
傾向や、気質、現象には　どうやら　専門的な名前がついているらしいけれど、、、それはたいした問題じゃない。本質的なトコロは間違えていなかったんだとわかって、チカラがわいてきた。
娘の誕生とともにはじめた　
命の誕生をめぐるアートワークが
娘の12歳の誕生日の今日、
新たな強くて優しい光として
夏至の光にのって届いたみたいだ。

全てのあらゆる事柄に感謝します。

ありがとう。