自分の固定観念を壊されて、新しく積み上げていくのが結構楽しい
最近、日々実験をしている。研究職ではない。乗りかかった船で始まった新しいことが案外可能性を秘めてておもしろいこと、元々やっていたことがさらに改善できそうなこと、などの要素が重なって、先週からモリモリやっている。
なぜ先週から始まったのか。有り体に言えば、「そうせざるを得ない大きなことが起き、必要に迫られたから」である。
それまで、我が尊敬する上司(以下ボス)やアンテナの感度が高く先を見通している同僚(以下兄やん)からずっと、近い未来としてそれができなければならない日がやってくるのだ、とさんざん言われていたのに、いざそれが来るまで、自分ごとにできていなかった。それを書いたのが、以下のnoteである。
だけど、このnoteを書いてから約1週間経ち、いろいろ状況は変わった。私自身、「いつか」だったものが一気に自分ごとになって、「あの場合どうする?」「この場合は?」と考え、そこから「あれができるかも」「これができるかも」と実験している。それは、他の同僚も同様だ。実験すること自体は結構楽しい。やってみれば、どんどん新しい可能性が出てくる。
うまくいかないことも、当然ある。目下、機材の面で頭を悩ませている。使いたい機材の問題点について、何をどう調べても、改善点が出てこない。機材的にはほかにも使えるものはあるし、それだと悩んでいた問題は解決するけど、操作性としては少し難が残る。一長一短をどうするか、調べ続けながら、「あーでもない」「こーでもない」と延々やり続けて、さてどこでどう落としどころをつけるかも、実験の繰り返しでやっていくしかない。
言ってみれば「スクラップ&ビルド」が強制的にもたらされた。
これまで「これでもいけるし」とか「結局これがいい」とどこか現状維持のアナログに固執していた感覚が、「できない!」「じゃあどうしたら!?」と強制的に切り替えられ、その結果、これまでが「できる」状態になっても「こっちの方がよくない?」と切り替わったほうにシフトしようとしている。人間って単純だ。
もちろんこれまで、新しいことに挑戦しなかったことが、なかったわけではない。時に必要に迫られ、時に「やってみよう!」からの「できねー!!」からの、「これでどうだ!!」を繰り返し、なんとなく取り組んできたもの。それらがあったから、この大ピンチをー役に立てない部分も多分にあったし、兄やんには教えてもらいまくっているけれどーどうにか、できることを探せるだけの土台に立てている。今日も試行錯誤の海を泳いでいる。
先週の混乱は、事態だけを見れば、本当に大変だったし、喜べる点など何もない。だけど、ピンチをチャンスのきっかけには、できつつあるように思う。そして、そこには「なんとなく挑戦してみた」とか「やってみた」からついていたスキルが、間違いなく役に立っている。
〇これまでやってきたことは、やっぱり何の無駄にもならないこと。
〇「いつか」を自分ごとにできたら、行動量なんていくらでも実践的になるし倍にもなること。
〇柔らかい頭で、新しいものに対して興味の心を開き、どんなことでもやってみること
〇ピンチをチャンスに変える、その発想を持ち続けること
これを実体験として学んだ1週間だった。
今は、考え方の方向性ってどうしてもクセがあるから、全然違う発想の人と意見交換とかをして、もっと自分の気付かなかった効率化や方法論に触れたい。1人で実験しているけど、もっとシェアできたらいいのにな。
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