「書けない」と下を向かず、日々の変化を探して上を向こう。勝手に世界は変わっているから。
noteのネタは日々転がっている、と言う。内なる言葉を大切にするのじゃ!と最近よく本で読むけど、「いやでも同じ毎日のなかでなかなかないよ…」と正直思っていた。下のnoteはその自分の課題を昇華しようとして書いたものだし。
けど、どれだけ職場と家を往復していたとしても、同じ毎日はない。日々変化はある。
私たちには仕事があり、そこに関わる人がいるから、仕事上のことはなかなか書けない。それでも、そのなかにも種はきっとある。うまく育てられていないだけで。
そして、もっと物理的な変化も、毎日の中にはある。
先日いつも通る道で、年配のご夫婦が携帯のカメラを構えていた。その先には、いつの間に咲いたのか、桜が。身を切るほどに寒いこの時期に…?と思ったが、調べてみると案外寒い時期に咲く桜はあるらしい。
調べて初めてわかったけれど、そもそも桜は300種くらいあるらしい。私が見たのは、冬桜か、ヒマラヤザクラか、ほかの桜か、そもそも桜に似た別の花なのかはわからない。多分梅じゃなかったと思うけど、梅かもしれない。
それでも、その前の日も、その前の日も通っていたその道で、全くその存在に気付かず通り過ぎていた。結構満開だったから、その日突如そうなったわけでもあるまいに。
周りの変化に気付く目があれば、いろんな種が落ちている。
自分の過ごした時間の中、自分の振れたものの中から、無理に絞り出そうとしなくても、自分のふとしたつぶやきを、猛烈に広げていかなくても。
目の前に、案外ある。
それを育てて、調理して、人に届く形にできたなら。
血眼になるより、ゆるやかになる。感性を鋭くして生きていたいものである。
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